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ひびき高校生が冊子『想』刊行 「人と人」「地域と地域」を結ぶ【北九州市戸畑区】

(アイキャッチ画像:当日の集合写真)

福岡県立ひびき高等学校は地域との関わりを深めるために、校内グループ「とばた『にぎわい創出』プロジェクト」を始めました。

3月30日には高校生が北九州市役所を訪れ、武内和久市長にその活動を報告しました。

「戸畑の魅力」がテーマの冊子『想』 高校生が取材・記事作成

とばた「にぎわい創出」プロジェクトの活動を1冊にまとめたのが、生徒たちが「戸畑の魅力」をテーマとした冊子『想』。

生徒たちは自ら戸畑区内を歩いて、戸畑区役所や戸畑図書館で取材をしたり、お店に行って話を聞いたりして記事を書きました。

『想』の作成に関わった生徒は、とばた「にぎわい創出」プロジェクトの15人と「フットパス研究」講座を受講した生徒15人。

生徒がにぎわいプロジェクトに参加した理由は、ひびき高校の「フットパス研究」講座を受講して地域創生に興味をもったから、将来SDGsを広める活動をするためにいろいろなイベントに参加するため、冊子づくりにきょうみがあったからなど様々。

でも、生徒たちの活動の目的はただ戸畑の魅力を紹介することではなく、人と人、地域と地域を結ぶことだと話します。

『想』の作成に関わった生徒代表6人が市長を表敬訪問

この冊子を目にした武内市長が「この冊子を作った高校生たちと話したい!」と思い、今回の表敬訪問が実現。当日は『想』の作成に関わった生徒を代表し、6人が市役所を訪れました。

武内市長からは、この1冊には戸畑に対する想いがつまっている、一人ひとりが地域とのつながりをいかにもつかを形にしている、温かく人肌感があって細かいところにまでこだわりを感じるなど、絶賛のお言葉。さらに、地域の人々をつなげて新しい地域の形を作って北九州を盛り上げてほしいと激励されました。

今回発行された『想』は創刊号。次はどんな想いを、どんな形で伝えてくれるのか楽しみです。

『想』はひびき高校をはじめ、戸畑区役所、戸畑図書館、北九州市立ユースステーション(八幡西区黒崎)で手に入ります。

※2023年4月12日現在の情報です

(ライター・水乃瀬 葵)

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