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【小倉北区】ニンジン1本10円の出張八百屋が「魚町銀天街」に移転 北九州産の野菜も

(アイキャッチ画像はイメージ)

「ニンジンが1本10円で買えるお店が小倉中央商店街内にある」と昨夏話題を集めた出張八百屋さんが、今年から魚町銀天街へと移転。早くも多くの買い物客でにぎわっています。

場所は、小倉魚町銀天街の中、以前「PRONTO 小倉魚町店」(北九州市小倉北区魚町2-2-5)があった建物の入り口です。

規格外の野菜や果物などを格安で販売 障がい者の就労機会も創出

出店しているのは、青果店「やさいの彩菜」(小倉北区片野新町1-10-11)。「元々、規格外で安く仕入れた野菜をどこかで販売できないか探していたところ、ご縁があり、小倉中央商店街内で1カ月間ほど販売しました。その場で更なるご縁があり、今回移転して再び小倉の街なかで販売を始めることができました」と話すのは、「やさいの彩菜」代表の山木真さん。

「規格外で廃棄されてしまう商品でも、良い商品ばかりなので、安くお客さんに販売したい。また販売することで食品ロスにも繋げていきたい」と言います。

また、山木さんは就労継続支援A型事業所「いきいき倶楽部」を運営しており、施設を利用している障がい者の人たちの就労機会の場にもなっているとのことです。

春菊やチンゲン菜など、地元産の旬野菜も

取材日の店頭には、小倉南区母原産の「みずな」が1袋100円、小倉産「春菊」・若松産「チンゲン菜」がそれぞれ80円と、地元で収穫された野菜が破格の値段で登場。

この他にも、大根やキャベツ、ミニトマトといった野菜、イチゴなどの果物、玉子などが並んでいました。

取材日はちょうど入荷がなかったのですが、ニンジンは変わらず1本10円で販売しているとのことです(仕入れ状況で価格の変動あり)。

購入商品の預かりサービスも継続

移転前に好評だった購入商品の預かりサービスは移転後も継続。野菜を持って歩き回らずに、ゆっくりと商店街での買い物やランチなどを楽しんでほしいとの思いから、営業時間内であれば購入した商品を無料で預かってくれます。

商品が充実している開店時に足を運ぶのがいいと分かっていても「午前中に重い野菜を持ってうろうろするのはちょっと…」と思ってしまうますよね。取材中も人気が高い商品から飛ぶように売れていたので、確実に野菜をゲットしたい時に利用したい嬉しいサービスです。

1月の営業は火・木・金曜の3日間ですが、2月からは平日は毎日営業したいと山木さん。今後は店舗奥のスペースで岡山産のデニム製品も本格的に販売していく予定とのことです。

■営業時間/11:00~15:00
■定休日/不定

※2022年1月18日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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