北九州の老舗かまぼこ店が新商品「九州おでん堂」発売 常温で持ち帰れる串おでん
北九州の地元企業で、創業140年の老舗かまぼこ店である山吹は、新商品「九州おでん堂」を10月31日より販売開始しました。
「九州おでん堂」は観光客のお土産向けとして、常温で持ち帰れるように開発したそうです。
地元に愛されて140年、練り物文化存続への想い
地元に愛され、代々受け継がれてきた練り物文化として、かまぼこをはじめとする加工食品を作り続けてきた株式会社山吹。練り物を積極的に購入する若い人が減少している中、おでんにすると食べる機会が増えるという声から地元の特産品や伝統を守るため、おでんの開発にも注力を注いだとのことです。
昔ながらの石臼製法で、地元市場直送の鮮魚を使用するなど製品づくりにもこだわります。
福岡の食材を使用した串おでん
新商品「九州おでん堂」は、小倉バージョンと博多バージョン2種類を販売しています。
小倉バージョンにはたけのこの食感を中心とした練り団子と、ふぐちくわを使用しています。
博多バージョンには、やげん軟骨の食感を残した練り団子と、明太子の辛さを抑え魚の旨みを出したちくわを使用するなど、それぞれのおでんに地域性が出されています。
どちらも販売価格は480円で、株式会社山吹のWEBサイトや福岡県内各店舗で先行販売中です。
販売先や商品の詳細については株式会社山吹のWEBサイトで確認できます。
※2023年11月9日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)