• HOME
  • 記事
  • おでかけ
  • 北九州市平和のまちミュージアム 長崎市と共催の“原爆”にまつわる企画展を開催【北九州市小倉北区】

北九州市平和のまちミュージアム 長崎市と共催の“原爆”にまつわる企画展を開催【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像:「平和のまちミュージアム」外観)

北九州市平和のまちミュージアム(北九州市小倉北区城内4-10)内で、企画展「八月九日を忘れるな!ー小倉と原爆の“if(もしも)”の歴史ー」が開催されます。会期は7月27日~10月6日まで。

また、同展の期間中には、八幡西生涯学習総合センターマーメイド広場、中央図書館、折尾まちづくり記念館で「長崎原爆パネル写真展示」も各日程で行われる予定です。

戦後80周年を来年に控え、改めて「戦争の悲惨さや平和の大切さ」について注目が集まっています。平和のまちミュージアムでは、長崎市と長崎市平和推進協会の全面協力により、先の大戦における重要なキーワードである「原爆」を通して、戦争の惨禍と記憶を引継ぎ、改めて「平和」を考えるきっかけとするため、同展の開催を決定したといいます。

「原爆」と深いかかわりがある北九州市だからこその企画展

(画像はイメージ<写真AC提供>)

長崎に投下された原子爆弾は、もともと小倉に投下される予定でした。しかし、昭和20年8月9日の小倉上空は、前日の八幡大空襲による影響で視界が悪く、米軍は小倉への原爆投下を諦め、長崎に目標を変更しました。すんでのところで小倉は難を逃れ、長崎は甚大な被害を受けました。

企画展では、長崎原爆資料館から原爆被災資料やパネルを借り、長崎原爆の実相を展示します。 また、長崎原爆に関する収蔵資料や文書館所蔵資料より、北九州において長崎原爆がどのように語られてきたのかを明らかにします。

講演会やギャラリートークの開催も

7月28日、八幡西生涯学習総合センター 大会議室で、講演会「写真で見る長崎原爆の実相」が開催。8月12日には、北九州市子ども図書館2階大研修室で、講演会「わたしの被爆体験」が開催されます。どちらも参加無料ですが、電話での事前申込が必要です。

また関連イベントとして、平和のまちミュージアムでは、長崎パネル写真解説員、学芸員、館長それぞれによるギャラリートークも実施されます。

詳細は平和のまちミュージアムのホームページで確認できます。

■開館時間/9:30~18:00(入館は17:30まで)
■休館日/月曜(祝日の場合は火曜)、年末年始、館内整理日 ※8月5日,13日,19日は臨時開館
■入館料/一般 200円 中高生100円 小学生50円
■アクセス/JR「西小倉駅」下車徒歩約10分

※2024年7月19日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

関連記事一覧