
「北九州昭和夏まつり2025」10日間連続で参加してみた チームワークに感動【北九州市小倉北区】
(アイキャッチ画像:「北九州昭和夏まつり2025」開催の様子)
10日間参加して気づいた<まつりとチームワーク>
10日間を通して、“まつりはチームワークでできている”と改めて感じました。主催者側のチームワークはもちろんのこと、私たち来場者も、同じ場所に集った一員であり、楽しさをともに味わうには、一人ひとりの力が必要でした。
例えば、たくさん用意されていた席が多くの来場者で埋まっていく中、お互いに譲り合う場面にしばしば出会いました。「こちら、どうぞ」、「お先に失礼します」、「ありがとうございます」と思いやりの一言を添えるだけで、とても心地よく過ごせるものでした。
北九州はものづくりの街と言われています。人が力を合わせて作り上げていく、その工程は、祭りにも通じているものがありました。
また、提灯を見ていると、夏まつりへの想いに共感するたくさんの人たちの支えと愛情の詰まった祭りだと感じました。
この祭りは、人を笑顔にしたい!と企画した実行委員会の青年2人が始まりといいます。
それに賛同したり協力したりして仲間たちが増えていく様子を想像すると、「共鳴」という言葉が浮かびました。さらに、「きょうめい」という言葉は、私たち一人ひとり、命を響かせる「響命」とも表現できるかもしれません。
盆踊りには先祖への供養の意味がありますが、言い替えてみると、それは命について向き合うことでもあります。私たちはつながり合いながら、ともに生き合う仲間なのだと思いに至った10日間でした。
詳しくは「北九州昭和夏まつり」インスタグラムにて見ることができます。
※2025年10月1日現在の情報です
(ライター・しまだじゅんこ)