1974（昭和49）年創業の業務用酒店「宮熊酒店」が営む「MELKED（メルキド）」は、本店と小倉駅ナカ店の2店舗があります。
本店は日本酒・焼酎・クラフトビール・ワイン・ウイスキー・オリジナル商品といった、業務用酒店ならではのバラエティーに富んだ酒類の販売。さらに、観葉植物の販売とレンタルを行っています。
また、小倉駅ナカ店は九州の酒を中心に店主自らが厳選した日本酒を販売し、店内では“角打ち”も行っています。
お酒と緑を楽しむユニークな空間「メルキド本店」
北九州市小倉北区須賀町の北九州高速道路「宮野」インター近くを通ると、ひときわ目立つレモンイエローの建物が見えます。
この建物の前には、観葉植物がずらり。ここが「メルキド本店」なのですが、「ここは酒屋さん？」と思う人も多いそうです。
敷地内には駐車場も完備しており、車でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
売り場は2階！？カフェのような雰囲気
建物の扉を開けると、おしゃれなBGMと豊かな緑が出迎えてくれ、まるでカフェのような雰囲気。実は、お酒の売り場は2階にあります。
店主の宮熊さんは、「初めての方から『入っていいですか？』ってよく聞かれます。もちろん、見るだけでも大歓迎！ぜひ、気軽に2階に上がってきてほしい」といいます。
そして、階段を上がった2階には、あらゆる種類のお酒がずらりと並び、その光景に圧倒されます。
MELKEDを象徴する一本！＜3890（みやぐま）＞
店内を見渡して棚の一角に輝くのは、同店のオリジナル日本酒「3890」です。宮熊酒店との語呂合わせのユーモアと、本格的な中身のギャップが面白い一本。
日本酒の味の大事な要素「酸」にいち早く目をつけた宮熊さんが、蔵と一緒に作り上げた大人気の商品です。
贈り物にも最適で、のし・包装・郵送にも対応してくれます。
また、支払い方法は現金、クレジット、楽天PAYに対応。ただし、PayPayは非対応となっているそうです。
酒のプロに相談できる安心感
同店が豊富な種類のお酒を取りそろえているのには理由があります。宮熊さんは、 ワインソムリエやウイスキーエキスパート、酒ディプロマ、テキーラマエストロ、ラムコンシェルジュといった多彩な資格を持ち、お酒に関する深い知識と経験を備えているのです。
宮熊さんは、「お客様には、まず好きな味わいやシーンなどを聞きます。そして、そこからおつまみや保存方法まで含めて提案しています。お客さんと話していると、私も知らなかった飲み方やお酒に合うおつまみのことを教えてもらえます。これが、私にとっても楽しい時間なんです」と語ります。
単にお酒を“売る”のではなく“一緒に選ぶ”というスタイルが、メルキドの魅力の一つです。
また、居酒屋やバーの経営者が訪れることも多いのがメルキド本店の特徴。商品のタグの裏には、こっそりお酒の説明が書いてあることもしばしば。まるで博物館のように、視覚的にも楽しめる店内です。
ほかにも、お酒の専門的な銘柄も揃っていて、お店のメニューに合わせたペアリングの相談も対応してくれるそうです。まさに“プロからも頼られる酒屋”です。
お酒と緑の不思議な相性
さらに、同店は観葉植物の販売・レンタルも行っているのがユニークなところ。
宮熊さんによると、「酒屋になぜ観葉植物？って、よく驚かれるんですよ。実は、観葉植物はお酒との相性が意外といいんです。お酒も自然の恵みですし、緑に囲まれていると酒造りや素材へのこだわりがすっと心に入ってくるんですよね。“観葉植物を贈り物にしたい”って選ぶ方も多いんです」とのこと。
小倉駅ナカ店では角打ち体験も！
メルキド小倉駅ナカ店では、北九州が発祥である角打ちが楽しめます。
同店店長の荒木さんは、「電車に乗る前に“一杯だけ”なんてお客様も多いですね。ここで日本酒をもっと気軽に楽しんでほしいんです」と話します。
小倉駅で角打ちができるなんて、少し特別な体験ですよね。
大人の隠れ家、メルキド
メルキドは、お酒を買う場所であると同時に、大人時間の楽しみ方を広げてくれる場所。
階段を上がった先で待っているのは、まだ知らない銘酒と、酒を心から愛する人たちとの出会いです。
詳しくはMELKEDホームページから見ることができます。
【MELKED 本店】
■住所／小倉北区須賀町14-5
■営業時間／9:00～19:00
■店休日／日曜
【MELKED 小倉駅ナカ店】
■住所／小倉北区浅野1-1-1ビエラ小倉3階
■営業時間／9:00～21:00
■店休日／なし
（提供：株式会社MELKED）
