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関門海峡ミュージアムの穴場「海峡レトロ通り」 大正時代にタイムスリップ

大正時代の門司港を再現した街並み

大型客船をイメージした外観が印象的な「関門海峡ミュージアム」。有料ゾーンにある4階から2階を貫く国大最大級の巨大なセイル(帆)スクリーンに映し出される迫力の映像など、関門海峡をまるごと楽しめる体験型ミュージアムとして観光客からも高く支持される人気スポットです。

有料ゾーンを満喫して、そのまま帰ってしまう人の姿が時々見られますが、1階・2階の「海峡レトロ通り」に立ち寄らずに去るのはもったいない! 実は、「海峡レトロ通り」は大正時代の門司港へタイムスリップ体験ができる(しかも無料で)、知る人ぞ知る穴場スポットなのです。

「関門海峡ミュージアム」の文字が書かれている建物左側の入り口が秘密の入り口。一歩足を踏み入れると、ミュージアムの外観からは想像もできないような大正時代の門司港を再現したノスタルジックな街並みが広がります。

1階部分には、「日本銀行 西部支店」「三井銀行 門司支店」といった実際に門司港に存在した建築物を再現したものや、明治・大正時代の写真資料を参考にしながら可能な限り復元された路面電車などのそばには、今にも動き出しそうな人物像も。像に近づくと、門司港名物「バナナの叩き売り」の様子など、像たちの会話を聞くことができます。

2階には、ミルクホールの様子を再現したもののほか、「たばこ屋」「バー」「レストラン」などが建ち並ぶ「さかえ小路」などがあります。

大正浪漫漂う門司港の街並みを覆う天井は、刻々と移り変わる“空”を表現。青空が次第に赤く染まり、やがて夜空に星が瞬くロマンチックな演出照明にも注目です。

メンテナンス等による休館日が不定期にありますが、休館日は「関門海峡ミュージアム」ホームページで確認できます。

■施設名/関門海峡ミュージアム「海峡レトロ通り」
■住所/北九州市門司区西海岸1-3-3
■営業時間/午前10時~午後5時 ※有料ゾーンの開館時間と連動してシーズンにより変わる場合あり
■駐車場/普通車(約200台収容)3時間まで200円/1時間、3時間超~12時間800円/1回
■問い合わせ/TEL093-331-6700

※福岡県の緊急事態宣言を受け、5月12日(水)から5月31日(月)まで臨時休館

※2021年5月12日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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