今週末開催の「響ホールフェスティヴァル2021」 今年は有料ライブ配信も

響ホール室内合奏団

毎年恒例の「響ホールフェスティヴァル2021」が、6月12日(土)・13日(日)に実施されます。

北九州市が誇る日本有数の音楽ホール「響ホール」と「響ホール室内合奏団」の共同企画で、2日間にわたり行われ、今年は「東アジア文化都市北九州2020▶21」との連携事業として開催されます。

今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1席置きに空席としチケットを販売。また、来場が不安な人や自宅でゆっくりと楽しみたい人のために、有料でライブ配信も行われます。

6月12日(土)は「和楽器シンフォニーとサーカスの音楽会」

1日目(6月12日)は、3歳から入場できる「和楽器シンフォニーとサーカスの音楽会」。

フィジカルコメディのケッチさん(元「が~まるちょば」)や、ジャグリングの世界大会で優勝経験を持つ望月ゆうさくさんによるディアボロのパフォーマンスなど“サーカス”の世界と、和楽器シンフォニーによる演奏のコラボレーションを楽しむことができます。

津軽三味線や筝、尺八、囃子の和楽器と、バイオリン、チェロ、コントラバス、ピアノといった西洋楽器の競演も珍しいので、この機会に聴いてみたいものですね。

演奏曲目は、ガーランド「イン・ザ・ムード」、ラベル「ボレロ」、チックコリア「スペイン」、久石譲「風のとおり道」(「となりのトトロ」より)ほか。

会場での鑑賞料金は、おとな2000円、こども(3歳~小学生)1000円、親子ペア(おとな1人+こども1人)2500円、当日券もあり。有料ライブ配信の視聴チケットは2000円。

6月13日(日)は「0歳からの音楽会」

2日目(6月13日)は、0歳から入場できる「0歳からの音楽会」。歌のお姉さんや、たくさんの弦楽器や管楽器、打楽器の奏者と一緒に、いっぱい楽しめます。

タラス・デムチシンさん指揮、響ホール室内合奏団の演奏で、クラシック音楽の名曲から、7人の声色を自由自在に使い分ける声色俳優の岩城朋子さんによる「3枚のお札」まで、多彩なプログラムが展開されます。

演奏曲目は、ベートーベン「運命」より、ディズニーより 「ライオンキング」、「炎~紅蓮華」、「3枚のお札」ほか。

会場での鑑賞料金は、おとな2000円、こども(0歳~小学生)1000円、親子ペア(おとな1人+こども1人)2500円、当日券もあり。ライブ配信の視聴チケットは2000円。

響ホール室内合奏団とは

響ホール室内合奏団は、北九州市の音楽ホール「響ホール」初代館長、故後藤忠雄の“地元の演奏家を育てていきたい”という熱意から1998年に結成。レパートリーは、クラシックや現代曲から、ポピュラーミュージックまでと幅広く、編成も曲やホールによってフレキシブルに対応できるように工夫されています。

「響ホールフェスティヴァル2021」のチケット購入方法など、詳しくは「北九州市立響ホール」ホームページで確認できます。

■イベント名/響ホールフェスティヴァル2021
■開催日時/6月12日(土)・6月13日(日)14:00~15:00(13:00開場)
■会場/北九州市立響ホール(北九州市八幡東区平野1-1-1)
■問い合わせ/TEL093-663-6661(響ホール音楽事業課)

※2021年6月11日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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