
北九州港が「サーキュラーエコノミーポート」に選定 九州管内では2港のみ
(アイキャッチ画像:和布刈第二展望台から望む関門海峡)
国土交通省港湾局が選定する「サーキュラーエコノミーポート(循環経済拠点港湾)」の一つに北九州港が選ばれました。
国交省は“サーキュラーエコノミー(循環経済)”の実現に向け、物流ネットワークの拠点の形成や高度なリサイクル技術を有する産業の集積に取り組む港湾を「サーキュラーエコノミーポート」として選定。
全国から選ばれたのは29港のうち、九州管内では北九州港と福岡県大牟田市の三池港が選定されています。
サーキュラーエコノミーとは
サーキュラーエコノミーは、あらゆるものを循環させる経済のことです。
資源や製品の価値を維持・回復・付加することで、循環的に利用する経済システムを構築。製品などの長寿命化や再利用、リサイクルといった取り組みを循環資源の需給両面から促進し、天然資源利用や廃棄物排出を減少させる理論です。
国交省は、そうした循環経済をめぐる様々な社会的要請に取り組む港湾をサーキュラーエコノミーポートとして選定。港湾管理者、リサイクル関連企業、物流事業者、関係省庁などが連携し、サーキュラーエコノミーの実現を目指すといいます。
北九州港の特徴とは?
北九州港には、サーキュラーエコノミーポートとしての特徴があります。
コンテナやドラムに入れず積み荷がそのままのバルク貨物を取り扱う埠頭(ふとう)やコンテナ・フェリーターミナルに加え、多様な産業廃棄物に対応した公共岸壁を整備。様々な循環資源の円滑な輸送に対応しています。
(画像はイメージ<写真AC提供>)また、循環資源取扱量は近年200万トンを超え、令和7年には平成14年のリサイクルポート指定時の約4倍に増加。循環資源の物流拠点としての役割を拡大しています。
循環資源の受け皿となる製造業・リサイクル産業の集積
さらに市内には、循環資源の受け皿となり得る製造業やリサイクル産業が集積。今後は鉄鋼メーカーの電炉転換などにより、循環資源のさらなる活用が期待されているとのことです。
北九州港は港湾を核とする物流システムの構築など様々な社会的要請に対応することで、サーキュラーエコノミーを推進する想定。今回の選定により、今後施設整備が必要になった場合は国からの支援制度を活用できることが見込まれています。
詳細は、国土交通省のホームページから見ることができます。
※2026年9月21日現在の情報です
