
約7000万年前の地層から<新属新種のクモヒトデ化石>発見! いのちのたび博物館で特別公開中【北九州市八幡東区】
(アイキャッチ画像:いのちのたび博物館外観)
北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)が所蔵する化石が、新属新種のクモヒトデ化石であることがわかりました。
化石は9月23日まで同館で特別公開されています。
近畿地方で新種のクモヒトデ化石の報告は初
今回、新属新種のクモヒトデ化石と判明したのは、いのちのたび博物館が所蔵する、和歌山県で約7000万年前(白亜紀)の地層から産出した化石です。
同館と石田吉明博士(東京都在住)、デビルズゴージ恐竜公園(ドイツ)、ルクセンブルク国立自然史博物館、和歌山県立自然博物館、国立科学博物館の共同研究チームによる調査結果が、学術誌に掲載されました。
国内産のクモヒトデ化石の新属としては2例目で、近畿地方から新種のクモヒトデ化石の報告がされるのはは初めてとなるそうです。
CTスキャンを活用 外からは見えない岩石中の部位も観察
今回の調査ではCTスキャンを用い、外からは見えない岩石中の部位の特徴も、非破壊で観察することにより研究を実施。アヤマチクモヒトデ科として世界初の白亜紀の化石で、この仲間の進化や深海に適応した過程を考える上で重要だといいます。
(画像は「CTスキャンにより明らかになった化石の姿」と「標本写真」)いのちのたび博物館は9月23日まで、実物標本(エナコスファルマ・ナガシマイの世界唯一の標本)などを「いのちのたび博物館」で特別公開しています。
場所は、エントランス(無料エリア)。開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)です。
詳細は、いのちのたび博物館の公式インスタグラムで確認できます。
※2026年9月12日現在の情報です
