井筒屋が地元飲食店支援「デリキタ」開始 5月中は配送料無料

(画像提供:株式会社井筒屋)

北九州市は、営業自粛などの影響を受け経営状態が悪化している飲食店や事業者を応援する「キタキュウYELLプロジェクト」を立ち上げています。5月2日には、同プロジェクトの第4弾となる【デリバリー北九州(デリキタ)】を、百貨店の井筒屋(本社:北九州市小倉北区)と共同で開始しました。

井筒屋サイトから注文 5月末まで配送料無料

井筒屋「デリバリー北九州」のスクリーンショット

井筒屋「デリバリー北九州」のスクリーンショット

デリキタは、井筒屋のオンラインショッピングのサイトで、市内の飲食店が販売する弁当などの注文を受け付ける宅配サービスです。利用者は和食、洋食、総菜、弁当のジャンルから購入する商品を注文し、クレジットカードで支払う仕組みで、配送する地域は市内全域。お弁当の価格帯は400円から2000円を超えるものまで幅広く、唐揚げや焼き肉、和風弁当など、多彩なメニューがそろっています。

前日午後4時までの事前注文制で、商品1点から注文を受け付けています。今月31日までは配送料無料。注文には井筒屋オンラインの会員登録(氏名、連絡先、クレジットカード情報など)が必要です。

デリキタは売上が減少している市内の飲食店の応援に加え、市民の買い物も支援する企画です。井筒屋営業企画部の中野義信さんは、「経営状態が非常に厳しくなっている飲食店のみなさんを少しでも支援したいという思いでこの企画を作りました。ぜひ一度、利用してみてください」と話します。

現在は市内の13店舗が参加し、利用者は徐々に増えているそうです。参加したい飲食店から1日10件程度の問い合わせがあり、参加する店舗は今後も受け付けていくとのことです。

【デリバリー北九州】お問い合わせ(午前10時~午後6時)
(株)井筒屋アイネット・ネットショッピング部 093(522)2920

(北九州ノコト編集部)
※5月5日、電話取材を行いました。

関連記事一覧