20周年を迎えた「エコライフステージ」開催中 西日本最大級の環境イベント

(アイキャッチ画像:昨年の「エコライフステージ」)

2002年から毎年秋に行われている西日本最大級の環境イベント「エコライフステージ」。環境活動に取り組む市民団体・NPO・企業・行政などが集まり、活動のPRやエコ商品、環境技術の紹介などを通して、さまざまなエコライフを提案・発表する場になっています。

20周年を迎えた今年度は、10月29日から11月30日まで、オンラインイベントを中心にさまざまな内容のイベントが行われています。

「北九州博覧祭」を機に誕生した「エコライフステージ」

エコライフステージ誕生のきっかけは、「北九州博覧祭2001」で市民が行う“身近なことからできる環境行動”を「私たちのエコデザイン宣言」として実施したこと。これを機に、翌年の2002年に第1回のエコライフステージが行われ、今回で20周年となりました。

今年は記念すべき20周年ということで、「これまでの20年 これからの20年」と題し、対面によるイベントが11月末に予定されていましたが、コロナのためオンラインを中心としたイベント実施へと変更になってしまいましたが、その分、オンラインで多くの人に参加してもらいやすいイベントとなっています。

オンラインイベントには“エコライフ”のヒントがいっぱい

オンラインイベントでは、日ごろから市内で環境活動している市民団体・NPO、教育機関、企業、行政の人たちの活動動画や、インタビュー番組「激エコさんを連れてきた。」が放映されます。

また、20周年を振り返り、これからの20年の北九州の環境を考える記念セミナーのオンライン配信(11月20日)や、カンボジアに派遣されている上下水道局職員と小学校とオンラインでつないだオンライン出張授業なども開催。

さらに今年は、学生らによる「ユースボランティア」が企画した「エコプロ企画」として、エコを感じるストーリーゲーム「KAETECO」(近日公開予定)や、藍島・馬島で採れたシーガラスでつくる「フォトフレームワークショップ」などもあります。

エコプロ企画の一つ、「フォトフレームワークショップ」は、「北九州エコライフステージ2021」ホームページ内にあるQRコードの申し込みフォームから応募すると、自宅などに材料が入ったキットが届くというもの。自宅で気軽にエコを体感しながら、自分のペースでオリジナルのフォトフレームを作成できます。

エコライフのヒントになるような企画がたくさんあるので、子どもも大人も一緒になって参加したいものですね。

オンラインだけでなく、対面イベントや参加型イベントも実施

対面イベントも小規模なものにはなりますが、「エコライフステージmini」として、11月7日(日)に島郷市民センター(若松区)、11月14日(日)に大里東市民センター(門司区)で行われます。いずれも参加費は無料。それぞれ、ワークショップや小物・食品の販売などを予定しているとのことです。

また、参加型企画として、市内で食品ロスに取り組んでいるパン・スイーツ店でおいしく食べて食品ロスを感じる「食品ロスゼロ応援企画 パン・スイーツプロジェクト」なども開催中です。

詳しくは「北九州エコライフステージ2021」ホームページで確認してください。

※2021年11月6日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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