【和布刈公園/門司区】国内最大級「タコ遊具」 今日はどの足で遊ぶ?
北九州市内に11基が存在しているというタコ遊具。これほどたくさんのタコ遊具がある自治体は全国でも珍しいそう。
ひとつとして同じものはないというタコ遊具ですが、国内でも最大級といわれているものが門司区の「和布刈(めかり)公園」にあります。
名産品「関門海峡たこ」にちなんで設置
そのタコ遊具があるのは、「北九州銀行レトロライン トロッコ列車 潮風号」の終着駅「関門海峡めかり駅」を出てすぐの広場。
高さ約6メートル、幅約20メートルの大きさで抜群の存在感を放つ巨大タコ遊具は、2010年に誕生しました。名産品の「関門海峡たこ」にちなんで設置されたといいます。
それを聞くと、目の前に広がる関門海峡を見守るようにその場に座り続ける大ダコの姿が、故郷を懐かしんでいるかのような切なげな姿に見えてくるから不思議です。
そんな大ダコは、週末になると多くの子どもたちに囲まれる人気者に。哀愁を帯びている暇はありません。迷路のような複雑な形をした巨大タコ遊具から伸びる足は全部で8本。足はすべり台や階段、トンネルなどになっており、どの足から上って、どの足から降りてこようか迷うほどの本数ですが、子どもたちにはたまらなく魅力的な様子。飽きることなく、いつまでも遊び続ける元気いっぱいな子どもたちに囲まれ、大ダコも嬉しそうです。
ちょっと不気味な水飲み場
大ダコがいる広場に設置された水飲み場は、やっぱりタコにちなんだもの。地面から生えたタコ足、改めてじっくり見るとちょっと怖いものがありますよね。
タコ遊具がある広場は山のふもとにありますが、実は山をのぼったところにも公園があり、子どもたちが喜ぶ遊具がたくさん設置されています。和布刈公園を訪れた際は、山の上と下、両方の公園で思いっ切り遊びたいですね。
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■住所/北九州市門司区大字門司
※2022年2月5日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)