オリオンテラス内に「折尾まちづくり記念館」完成 オープニングイベントも

(アイキャッチ画像:外観)

5月28日、JR折尾駅高架下に「北九州市折尾まちづくり記念館」がオープンします。

これを記念し、5月28日・29日にはオープニングイベントも実施されます。

折尾地区の人たちが気軽に集える場を目指し、「オリオンテラス」内にオープン

折尾駅高架下複合公共施設「オリオンテラス」内にオープンする折尾まちづくり記念館。JR折尾駅周辺が学園都市の玄関口としてふさわしいまちとなるよう、「住みやすく、魅力的で、にぎわいのあるまちづくり」を目指し、北九州市が2028年度の完了を目指して進めている折尾地区総合整備事業の一環として整備されたもの。

折尾まちづくり記念館には、折尾地区のまちづくりの記憶を継承できる「展示室(兼会議室)」、地域住民などがまちづくり活動に利用できる「会議室」、子育て世代や学生らも気軽に滞在できる「フリースペース」、イベントなどで活用できる屋外の「オープンスペース」があり、折尾地区の人たちが気軽に集える場となるとのことです。

今後はさまざまなイベントが行われるほか、「オリオンテラス」内に入っている「八幡図書館折尾分館」とも連携していく予定です。

2日間にわたり、さまざまなオープニングイベントを実施

5月28日・29日の各日午前10時~午後5時に、オープニングイベントを実施。

28日は、開館セレモニーをはじめ、特定活動非営利法人九州コミュニティ研究所の耘野康臣さんによる基調講演「オリオンテラスが担う折尾のまちづくり」、石炭運びレースやカヌーレースなどの競技が行われる折尾の名物イベント「オリオンピック」の一部競技を体験できる「ミニオリオンピック」(当日申し込み、先着20人)、地元大学生らによる音楽パフォーマンスなど。

過去の「オリオンピック」の様子 カヌー(写真左)と豆運びレース(同右)

29日は、九州共立大学地域創生学科学生による講義成果発表「折尾の未来を拓く大学生の主張」や、栄養講座「綺麗に老いる」(事前申し込み、先着40人)、九州女子短期大学学生が3歳~就学前の子どもがいる親子が気軽に集える場として設置する「子育てワクワクプロジェクト」(事前申し込み、先着15人×3回)、九州工業大学「Hibikino-Musashi@Home」がロボット実演を実施。

栄養講座講師の巴美樹さん(九州女子大学家政学部栄養学科教授)

これらのイベントのうち、栄養講座「綺麗に老いる」と子育てワクワクプロジェクトは、電話もしくはメールで事前の申し込みが必要です。

子育てワクワクプロジェクトイメージ

イベントの申し込み方法やタイムスケジュールなどの詳細は「折尾まちづくり記念館」ホームページで確認できます。

■住所/北九州市八幡西区堀川町5-23 JR折尾駅高架下
■開館時間/9:00~21:00
■休館日/年末年始(12/29~1/3)

※新型コロナウイルス感染症防止の観点からイベント内容が変更される場合あり
※2022年5月18日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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