【北九州市/新型コロナ】陽性は累計200人に 2日連続1桁に落ち着く
世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス。日本各地でも感染者が続々と増えています。
北九州市内の感染者についても、さまざまな情報が飛び交っています。一方、正確な一次情報がうまく届いていない状況も散見されます。北九州ノコトは、ローカルメディアの責として、地域における正確な「コロナ関連情報」を広く発信する役割を担いたいと思います。
私たちの情報発信が、少しでも市民のみなさんの役に立てばうれしいです。
そして、一日も早い終息を願います。
※当記事は、2020年3月1日~6月3日までに北九州市が発表した市内の感染者数をまとめています。数は北九州市の発表日ベース。いずれもクルーズ船などの人数を含みません。なお、北九州市が発表する感染者には、市内で感染が見つかった近隣市在住者なども含まれます。
北九州市内で判明した陽性判明者数の推移と累計
北九州市では6月3日、新型コロナウイルスの陽性患者が新たに5人見つかりました。市内で感染者が見つかるのは12日連続です。
5月28日以降、5日連続で二桁の感染者が見つかっていましたが、6月2日(6人)、3日(5人)とここ2日間は1桁になっています。陽性患者数の累計は200人になりました。約6割にあたる124人が5月23日以降に判明しています。
3日時点での陽性患者を年齢別にみると、20歳代の45人が最多。30歳代(38人)、40歳代(22人)、80歳代(20人)、60歳代(17人)、50歳代(16人)、10歳代(15人)、70歳代(12人)と続きます。
第二波とも見られている5月23日以降で見ると、各年代で満遍なく増加しているものの、10歳代〜30歳代の若者が計60人と目立っており、70歳代以上の高齢者も計33人増加しています。
行政区別では、小倉南区が49人で最多。次いで小倉北区と八幡西区がそれぞれ40人、門司区(25人)、若松区(11人)が二桁となっています。下関市・行橋市および市外と判明している人の合計は21人となっています。
PCR検査 北九州市の現状
北九州市は、PCR検査を行った人数と検査結果を連日発表しています。これによると、3日の市内の検査数は263件。累計は4480件となりました。
5月23日以降でみると、PCR検査数1361件に対し陽性患者は124人。陽性患者の割合は9.1%となります。
検査陽性者の状況は、入院等90人、調整中26人、退院75人、死亡4人となっています。「入院中・調整中」の内訳は、無症状52人、軽症・中等症48人、重症4人、確認中12人です。無症状の人が増えている傾向があります。
不安な場合の相談はどこへ?
北九州市は、厚生労働省の相談窓口とは別に、専用の相談ナビダイヤルを開設しており、自身や家族の症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせができるようになっています。
相談ナビダイヤルは、一つの専用電話番号で複数の部署への道案内をするサービス。5つの大分類から、個別の相談へ導くワンストップ相談窓口です。
・体調異変・感染疑いに関する内容
・企業・個人事業者向けの相談
・小中学生に関すること
・保育に関すること
・その他の相談
(北九州ノコト編集部)
各相談窓口 | 電話 | 対応時間 |
厚生労働省相談窓口 | 電話:0120-565653(フリーダイヤル) FAX:03-3595-2756 |
9:00~21:00 (土・日・祝も実施) |
北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤル | 電話:0570-093-567 FAX:093-522-8775 |
平日9:00〜17:00 |
帰国者・接触者相談センター(北九州市) | 電話:093-522-8745 FAX:093-522-8775 |
24時間受付 |
※FAXは、聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方がご利用ください。
※北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤルへのFAX相談は、夜間や土日祝日は返信が遅れる場合があります。