YouTubeでビーチサッカーと行橋を盛り上げるぞ!/「ドルソーレ行橋」運営マイケル社長こと岡本英雄さん<後編>
西日本新聞社北九州本社が制作するラジオ番組「ファンファン北九州」。地元新聞社ならではのディープな情報&北九州の魅力を紹介しています。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。
W杯出場選手も育ったドルソーレ
甲木:おはようございます。西日本新聞社 ナビゲーターの甲木正子です。
横山:西日本新聞社の横山智徳です。
甲木:先週に引き続き、行橋市のビーチサッカーチーム・ドルソーレ行橋を経営するマイケル社長こと、岡本英雄さんをゲストにお迎えして、今日もお話を伺います。マイケル社長、今日もいい感じで日焼けしていらっしゃいますけれども、よろしくお願いいたします。
岡本:お願いします!はい!
甲木:ワールドカップに出るような選手がドルソーレにいるとか?
岡本:うちにいた選手、うちで育った選手がワールドカップに出たという感じですね。
甲木・横山:はぁ~。すごい!
岡本:ドルソーレからビーチサッカーを始め、日本代表になってワールドカップに出た選手が、今はドルソーレではないのですが数名いて、今のドルソーレでは日本代表候補になりそうな若手選手が1人います。うちのチームがどんどん発掘して育てて、ほかのプロチームに引き抜かれたりしていますが、それは入学と卒業みたいなもので、選手が望むようにさせたいと思っています。
甲木:ドルソーレ出身者がワールドカップに行ったことは、今所属の選手にもすごく励みになりますよね?
岡本:そうです。
地域貢献はめちゃくちゃ大切
甲木:地域貢献もすごくなさっていますよね。選手がボランティアで掃除したり。素晴らしいと思います。
岡本:地域貢献はスポーツをするにあたって必須だと思っています。僕は講演で、「やる」「観る」「支える」の真ん中にスポーツがあると言わせていただいています。「やる」は、選手だけで観客ゼロで公式戦をやってもすごく悲しい。観客ゼロだったらまずお金が集まらない。選手は観る人に感動や影響を与えるプレーをしないといけない。支える人も大切にしないといけない。支える人たちは地域にいるスポンサー企業様だったり、地域から観に来てくださる方々だったり、そんな方々に何か恩返ししないといけないと思っています。地域貢献はファンづくりです。簡単に言うと「地域と遊ぶ」。このことに力を入れないと、チームの未来が先細りになっていきます。だから地域貢献はめちゃくちゃ大切です。
甲木:それが、海岸の清掃だったり、子どもたちにサッカーを教えることだったりなのですね?
岡本:はい。あと企業様とドルソーレが一緒に海岸を清掃したり駅クリーンをしたりしています。あとは子どもたちに無償で講演に行き、僕はパワースポットなので元気を与えたり…。
横山:マイケルさんが、パワースポットなんですか?!
岡本:僕は歩くパワースポットと呼ばれていますので。YouTubeを見られたらわかりますが、「エネルギーの垂れ流し」「人間パワースポット」「win-win製造機」と言われているんですよ。win-winをつくるしエネルギーが垂れ流れているのでマイケルと触れたら勝手にエネルギーが伝わったりするので、それも地域貢献だと思っています。
甲木:貢献ですね!
岡本:子どもたちに元気を与えれば、「オレもこんなことやってみたい」と思ってもらい、その子が育ったら起業家になったりするかもしれないので、本当に出来るときに出来るだけ地域貢献をしていきたいと思っています。
甲木:これも地域貢献の最たるものかと思うのですが、行橋の人口を増やすことにも貢献されているとか?
岡本:ありがとうございます。はい。
横山:人口増やすってどういうことですか?
岡本:行橋で結婚して子どもをつくった選手もいますので。地域で人口が増えるかどうかはすごく難しい問題です。過疎化が進んでいますし。でも行橋市と福岡市は県内でも人口が増えているそうです。行橋はマンションもたくさん建ってきていますし。ドルソーレというチームをつくることで生きがいを町に与えることができれば、人はそこに滞在してくれたり、移住してくれたりします。そこでビーチサッカーをしに来たんだけど、そこで奥さんが見つかって子どもができたという選手も実際いたので、人口増に貢献できているのかなと思うと嬉しいです。市長にもすごく喜んでいただいています。
甲木:普通は、企業や工場を誘致することで人口を増やしますよね。スポーツで増やせるんだ、と思いました。…大好きですね。行橋のこと。
岡本:行橋というより人間が大好きなんです。ヒューマンドラマをつくることが大好きで、行橋に住んでいたらそこにお返ししたい思いでお返しをしていますが、一番はやっぱり人間が好きです。
やがてはビーチサッカー、そして行橋のアイコンに…
横山:ビーチサッカーの公式戦は、いつ、どこで、どうやったら見れるのですか?僕、観たことがないんです。
岡本:だいたい公式戦は福岡県では百道浜と長井浜で行われています。詳しい内容はドルソーレ行橋のホームページやフェイスブック、YouTubeにもアップされていますので、是非見ていただけたらと思います。
横山:シーズンはいつですか?
岡本:3月から11月くらいまであります。3月に沖縄で開催されて、4・5月あたりに行橋で開催、あと10月に行橋で大きな大会があります。かなり大きな大会なので是非皆さんに見に来てもらいたいです。
甲木・横山:そうですね!
岡本:あとYouTubeも是非見ていただければと思います。YouTube Liveで試合のライブ配信を流しているときがあります。マイケル社長で検索されたらすぐ出てきます。
甲木:はい。ここで、私ども西日本新聞社からサッカーボールをプレゼントさせていただきたいと思います。
岡本:いいんですか!?
甲木:是非もらってください。
岡本:ビーチサッカーは専用のボールがあり、僕らがそのサッカーボールを蹴ることはないんですけど、子ども達のファンにあげたいと思います。僕は学童とかもたくさん回っているので。マイケルのサインを書いて、僕が配りにいきます。子どもたちは絶対喜ぶと思います。その様子を、マイケル社長のYouTubeで紹介したいと思います。
甲木・横山:わー!ありがとうございます!
岡本:ありがとうございます。最高です!
甲木:はい。先週、今週と2週にわたり、行橋市のビーチサッカーチーム ドルソーレ行橋を経営するマイケル社長こと岡本英雄さんにお話を伺いました。横山さんどうでした?
横山:楽しかったですね。マイケル社長はきっと、行橋やビーチサッカーのアイコンになっていくと思います。「ビーチサッカーとは?」から思い浮かぶ人は、正直僕にとって今いません。でもそんな人にマイケル社長はなっていくのだと思っています。「行橋って北九州の隣だよ」と言うように、「行橋はあのマイケル社長のまちだよ」と人々が言うようになることを楽しみにしています。
岡本:うれしいですね。
甲木:マイケルのまち行橋…、いいですね!
岡本:横山さんにとてつもないいいことを言っていただきました。マイケルのパワーがまた充電される一言でしたので、頑張れそうです。ありがとうございました!
甲木・横山:ありがとうございました。
〇ゲスト:岡本英雄さん(ビーチサッカーチーム「ドルソーレ行橋」社長兼監督兼選手)
〇出演:甲木正子(西日本新聞社北九州本社)、横山智徳(同)
(西日本新聞北九州本社)