門司港の映えスポット「mojiko」の謎 デザインのモチーフは?
(画像提供:北九州市観光情報サイト「ぐるリッチ!北Q州」)
近年、全国各地に地名を巨大な文字にしたモニュメントが設置され、”映えスポット”として人気を集めています。
北九州市内にも、小倉と門司港の2か所に文字のモニュメントが存在します。小倉のモニュメントは見たことあるけれど、門司港は知らないって方も結構多いのではないでしょうか。
「KOKURA」の巨大モニュメント
クリスマスシーズンになると、紫川周辺にはイルミネーションが設置されます。
昨年、井筒屋とリバーウォークの間にある「鴎外橋」に、市のシンボルでもあるつつじの造花が飾られたイルミネーショントンネルが復活したことで話題になりました。
併せて、「KOKURA」の文字のモニュメントが期間限定で展示され、多くの人がSNSに写真を投稿するなど、新たな”映えスポット”になりました。
「mojiko」はどこ?
人気観光地、門司港にもモニュメントが存在します。
ただ「mojiko」のモニュメントは、JR門司港駅で下車してもすぐには見当たりません。「どこにあるの?」という声もよく耳にします。
実は…門司港駅から徒歩7分の「鎮西橋公園」にあります。
観光列車の北九州銀行レトロライン「潮風号」で行く場合は、「出光美術館駅」で下車すると、そこから徒歩1分程度です。潮風号が通る線路を挟み、海とは反対の場所にあるので、JR門司港駅から門司港レトロへ徒歩で向かうと、見つけづらいかもしれません。
レトロなデザインの秘密
門司区役所まちづくり整備課によると、「観光客へもっと門司港を知ってほしい」という思いから、2009年に門司港レトロの入口となる鎮西橋公園に「mojiko」のモニュメントを建設したそうです。
角がなく、レトロなデザインがおしゃれなモニュメントは、船舶をワイヤーやロープで係留する「係船柱」がモチーフ。“門司港らしさ”あふれる構想やデザインは、地元の方と幾度も話し合いを重ね決定したといいます。
「MOJIKO」モニュメントは年中設置されているので、観光の記念にいつでも写真を撮ることができます。門司港を訪れる際はぜひモニュメントの前で”映え”写真を撮ってみてください。
(北九州ノコト編集部)
※6月11、12日に電話にて取材を行いました。