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  • 北九州市内の新型コロナウイルス情報をまとめます。

【北九州市/新型コロナ】6月11日時点推移 20日ぶりに新規感染ゼロに

世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス。日本各地でも感染者が続々と増えています。
北九州市内の感染者についても、さまざまな情報が飛び交っています。一方、正確な一次情報がうまく届いていない状況も散見されます。北九州ノコトは、ローカルメディアの責として、地域における正確な「コロナ関連情報」を広く発信する役割を担いたいと思います。
私たちの情報発信が、少しでも市民のみなさんの役に立てばうれしいです。
そして、一日も早い終息を願います。

※当記事は、2020年3月1日~6月11日までに北九州市が発表した市内の感染者数をまとめています。数は北九州市の発表日ベース。いずれもクルーズ船などの人数を含みません。なお、北九州市が発表する感染者には、市内で感染が見つかった近隣市在住者なども含まれます。

北九州市内で判明した陽性判明者数の推移と累計

北九州市内で判明した新型コロナウイルス陽性患者数の推移(2020年6月11日時点)

北九州市は6月11日、新型コロナウイルスの新規感染判明が0人だったと発表しました。感染者ゼロは、5月22日以来、20日ぶりです。

市内では5月23日以降は連日、陽性患者が見つかっていました。28日から今月1日までは5日連続で二桁の陽性患者が判明するなど、「第2波」を意識せざるを得ない状況でした。

陽性患者数の累計は223人。約65%にあたる147人が5月23日以降に判明しています。
北九州市内で判明した新型コロナウイルス陽性患者の年齢別内訳(2020年6月11日時点)

11日時点での陽性患者を年齢別にみると、20歳代の47人が最多。30歳代(40人)、80歳代(25人)、40歳代(24人)、60歳代(20人)、50歳代(19人)、10歳代(16人)、70歳代(16人)と続きます。

北九州市内で判明した新型コロナウイルス陽性患者の区別内訳(2020年6月11日時点)

行政区別では、小倉南区が58人で最多。次いで小倉北区(45人)、八幡西区(43人)、門司区(26人)、若松区(12人)が二桁となっています。下関市・行橋市および市外と判明している人の合計は23人となっています。

PCR検査 北九州市の現状

北九州市内におけるPCR検査数(2020年6月11日時点)

北九州市は、PCR検査を行った人数と検査結果を連日発表しています。これによると、11日の市内の検査数は134件。累計は5859件となりました。

5月23日以降でみると、PCR検査数2740件に対し陽性患者は147人。陽性患者の割合は5.4%となります。

検査陽性者の状況は、入院等106人、調整中4人、退院108人、死亡5人となっています。「入院中・調整中」の内訳は、無症状68人、軽症・中等症39人、重症3人です。

不安な場合の相談はどこへ?

北九州市は、厚生労働省の相談窓口とは別に、専用の相談ナビダイヤルを開設しており、自身や家族の症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせができるようになっています。

相談ナビダイヤルは、一つの専用電話番号で複数の部署への道案内をするサービス。5つの大分類から、個別の相談へ導くワンストップ相談窓口です。
・体調異変・感染疑いに関する内容
・企業・個人事業者向けの相談
・小中学生に関すること
・保育に関すること
・その他の相談

(北九州ノコト編集部)

各相談窓口 電話 対応時間
厚生労働省相談窓口 電話:0120-565653(フリーダイヤル)
FAX:03-3595-2756
9:00~21:00
(土・日・祝も実施)
北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤル 電話:0570-093-567
FAX:093-522-8775
平日9:00〜17:00
帰国者・接触者相談センター(北九州市) 電話:093-522-8745
FAX:093-522-8775
24時間受付

※FAXは、聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方がご利用ください。
※北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤルへのFAX相談は、夜間や土日祝日は返信が遅れる場合があります。

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