学校・子育て支援施設の再開情報 一部ルール変更も

画像提供:ぱくたそ

5月14日、北九州市が「緊急事態宣言」の対象地域から外れたことを受けて、18日から市立学校の分散登校や保育所の受け入れなどが始まりました。

市立小・中学校、県立高校の再開

市立の小中学校は5月中、午前のみの授業となります。6月1日以降は給食も復活し、通常の授業に移行する予定です。
県立高校についても、臨時休校期間の終期が5月31日から17日に変更となり、各学校では準備を整え次第、通常の授業を開始します。

「児童館」「放課後クラブ」の再開と変更点

市内の「児童館」(18歳未満の子ども向け)は一部を除き、感染対策を講じた上で18日以降に利用が再開されました。当面の間、幼児以外の利用者にはマスク着用が義務付けられ、自己申告制ですが体調が悪い場合は利用できません。小学生以下の児童や幼児が利用する場合、その他の利用者は退館するルールとなりました。

「放課後クラブ」(小学生向け)は25日から再開されますが、当面の間は原則として1~3年生が対象となります。4年生以上の生徒に関しては、家族の仕事などの事情がある場合に限り利用できます。生徒は25~29日の間は小学校でお昼のお弁当を食べた後、14時から放課後クラブを利用することができます。6月1日以降は従来通り、授業後に利用します。

北九州市福祉事業団の担当者によると、児童館や放課後クラブの感染予防対策を入念に講じているそうです。衛生用品を確保してスタッフの対応策の準備を行い、今週の再開に間に合わせることができました。対応するスタッフは利用者の様子を観察し、必要に応じて密集や密接などが無いよう注意するなどの対応を行います。

保育所の再開と家庭内保育の呼びかけ

市内の保育所では5月18日から3歳未満児の慣らし保育(半日保育)を実施し、25日からは3歳児以上の受け入れも行います。市では感染対策の観点から引き続き可能な限り家庭での保育をお願いし、利用する人数を低減したいとしています。

「親子ふれあいルーム」は予約制で再開

市内の「親子ふれあいルーム」は5月25日より再開されますが、感染拡大防止のため利用方法が予約制に変更されました。利用希望者は各施設への事前の電話予約が必要で、予約の受付は21日から始まります。原則として水分補給などを除き、施設内の飲食は禁止。マスク着用が必要です。

地域子育て支援センター

「地域子育て支援センター」では子育てに関する相談を受け付けているほか、地域の交流活動などの情報を提供しています。

施設名 住所 電話番号
北方地域子育て支援センター 北九州市小倉南区北方三丁目50番2号 093-931-4623
八幡東さくら保育所 北九州市八幡東区祇園一丁目5番1号 093-663-5885

(北九州ノコト編集部)
※5月20日、電話による取材を行いました。

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