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軽量焚き火台「PACOTグリル」 ロボット工業系の機械設計者が開発【北九州市八幡西区】

(アイキャッチ画像はイメージ)

キャンプブランド「CGK」(本社/北九州市八幡西区、株式会社エイチ・アイ・デー)が、薄く軽量で組立簡単なウッドストーブ「PACOTグリル」を11月22日に新発売しました。

キャンプブランド「CGK」とは

母体となっているのは、北九州市でロボットを主体とした自動化生産設備の開発・設計を行う株式会社エイチ・アイ・デー。その新規事業として、FA(ファクトリーオートメーション/工場自動化)系の技術者が2020年に立ち上げたキャンプ用品開発・販売のブランドです。

工業系の設計で培ったバランス感覚を武器に、軽薄短小・スタッキングを意識したギア開発に努めていると言います。

アウトドア好きのロボット工業系の機械設計者が開発

今回新発売された「PACOTグリル」は、アウトドア好きのロボット工業系の機械設計者が、軽くて薄くて使いやすいウッドストーブを目指した結果、完成した軽量コンパクトな焚き火台。

4枚の薄いステンレスのバネ材を組み合わせ、バネの特性を生かした構成にすることで、パコッと開くだけで簡単に利用することができます。収納する時も火床を押しながらパコッと閉じるだけで折り畳むことができるそう。

ペラペラのステンレスのみで構成される本体の重量は134グラム、付属のスピットは40グラム/1本×2とケースを含めても244グラムと軽量です。本体サイズはA4サイズで、ケースに収納した状態での厚みは4ミリ程度。クリアファイルに入れた資料の感覚で本棚などにも収納できると言います。

長い薪が使える上、4つの高さで調理可能

横に少し大きめの穴が開いているため、横から長い薪を差し込むことができるのも特長の一つ。また、前面も大きく空いているので火の扱いがしやすく、炎もよく見える焚き火台となっています。

さらに付属のスピットを設置できる高さを4カ所用意。焚き火調理用、アルコールストーブ用、固形燃料用をイメージした高さの設定になっているので、幅広いシーンでの利用が可能とのことです。

価格は6980円。amazonで販売中。

商品の詳細は「CGK」ホームページで確認できます。

※2022年11月26日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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