• HOME
  • 記事
  • おでかけ
  • 山田緑地の生き物大好きスタッフが「両生類講座」 サンショウウオなどの魅力発見【北九州市小倉北区】

山田緑地の生き物大好きスタッフが「両生類講座」 サンショウウオなどの魅力発見【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像:講座の様子)

3月4日、山田緑地で「ハガマルヒメドロムシ再発見記念講座」として「両生類講座」が開催されます。

「ハガマルヒメドロムシ」とは、北九州市では絶滅したと思われていた水生昆虫のことです。2022年10月に山田緑地で63年ぶりに再発見されたことを記念して、山田緑地では、2月11日~3月31日の間にハガマルヒメドロムシを主役とした「冬の水辺も熱いぞ!!展」も開催中です。

カエル、サンショウウオたちの魅力を発見!

「両生類講座」では、生き物大好き山田緑地スタッフの「かわちゃん」による、山田緑地に生息する両生類をテーマにした座学と野外観察が行われます。冬に産卵時期を迎えるカエル、サンショウウオたちの魅力を知ることができる内容になっています。

ニホンアカガエル

当日は長靴で入れる程度の浅い湿地に入るため、参加者は、濡れても汚れても良い服装(長袖、長ズボン、長靴、帽子、軍手)とタオル、飲み物の用意が必要となります。

カスミサンショウウオ

対象は小学生以上(小学生は保護者同伴)で、参加費は1人100円。定員は20人で、申し込み多数の場合は抽選となります。

講座の参加には事前申し込みが必要であり、申し込み期間は2月11日~3月1日となっています。

多種多様な生物が棲む山田緑地

小倉北区南西部にある山田緑地は約140ヘクタールの広い公園です。1995年にオープンしたこの公園は、開園当時で植物が528種、昆虫が1366種、野鳥が108種、哺乳類が17種、両生類・爬虫類が21種、魚類が7種と、多種多様な生物のすみかになっています。

山田緑地には来園者が自由に過ごし利用できる約40ヘクタールの「利用区域」以外に、「保全区域」「保護区域」と呼ばれるエリアが存在。このエリアは、自然環境保護が優先されるエリアです。このように豊かな自然が守られている山田緑地は、北九州市の自然環境学習の場として活用されています。

講座の様子

申し込み方法などの詳細は山田緑地ホームページで確認できます。

■開催時間/13:30~15:00(受付開始13:00~大会議室前にて)
■開催場所/山田緑地(福岡県北九州市小倉北区山田町)森の家 大会議室
■入園料/無料
■駐車料金/普通車300円(1日)、中大型車1000円(1日)

※2023年2月18日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

関連記事一覧