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映画「レッドシューズ」ガイドブックを地元から出版!/株式会社あかつき舎社長・安藤進一さん

(アイキャッチ画像:写真中央がゲストの安藤進一さん)

西日本新聞社北九州本社が制作するラジオ番組「ファンファン北九州」。地元新聞社ならではのディープな情報&北九州の魅力を紹介しています。ラジオを聞き逃した人のために、放送された番組の内容を『北九州ノコト』で振り返ります。

映画のある場面に出演 セリフもありました

甲木:おはようございます。西日本新聞社 ナビゲーターの甲木正子です。

梁:同じく、西日本新聞社の梁京燮です。

甲木:梁さん、この番組に最多出演記録を誇る、あの雑賀俊朗監督の、映画「レッドシューズ」見ましたよね。

梁:もちろんですよ。

甲木:エキストラ出演は叶わなかったけど。

梁:叶いませんでしたね。

甲木:今日のゲストはエキストラ出演をされている方というか台詞まである方で、素晴らしい方ですよ。

梁:羨ましいー(笑)

甲木:では早速、本日のゲストをお呼びしましょう。折尾で出版社 あかつき舎 を経営する安藤進一さんです。よろしくお願いします。

梁:よろしくお願いします。

安藤:よろしくお願いします。楽しみにしておりました。ありがとうございます。

雑賀組が取り組んだ33日間の撮影の軌跡を、エリア別にまとめる

甲木:今日は出演したお話ではなく、実は出版社を経営してらっしゃる安藤さんが、会社から出版されたレッドシューズ絡みの本があるということで、今日お越し頂いています。映画 レッドシューズ のロケ地について、まとめた聖地巡礼ガイドブックですね。

安藤:はい。「RED SHOES KITA-Qクロニクル」というタイトルで発売しております。

甲木:ありがとうございます。本の詳しい説明をして頂いてよろしいでしょうか。

安藤:はい。映画は雑賀監督が北九州のご出身ということで、全編北九州ロケで製作されたんですけれども、これだけオール北九州で盛り上げて制作された作品なので、やはり地元北九州から全国に向けて発信するサポートメディアを、何か作れないかと言うことで、私のやっておりますあかつき舎と、地元の書店であります白石書店さんとの共同でリリースされた本になります。内容としては聖地巡礼ガイドブックというサブタイトルを謳っておりますので、雑賀組が活動された2021年の夏、33日間の撮影の軌跡を、エリア別にフォトクロニクルとういうコンセプトで、当時撮影されたオフショットなども交えながら編集したものになります。

「RED SHOES KITA-Qクロニクル」より。映画ロケ地をエリア別に特集

ロケ地周辺のみどころ・グルメ、地元でメディアで発信

甲木:エリア別というのが、すごく分かりやすいですね。

安藤:そうですね。地名のアピールというところも一つはあるんですけれども、読者の方にはこの本を見て、現地を訪れて頂くという機会がございましたら、そこがどんな所かというのを、見て頂きたい思いもありましたので、周辺の見どころとか、グルメ情報なども盛り込んで作成していきました。

甲木:グルメで言うと、絶対地元の人しか知らないであろう、一見、普通の民家に見えるお食事処とか、「ここが載ってる!」ってすごくびっくりして、私もお友達に連れていってもらいました。すごく景色が良くて好きなお店で、よくこんな所を取材しましたねっていうような所も載ってますし、北九州市民でも知らないような、ここにこんなお店あるのっていう店も載っていて、ちょっと行きたいなと言うお店も載ってるんですよね。

安藤:そうですね。この本の作成に関しては、最初から計画していたわけではなく、1カ月間に渡る撮影が行われている中で、私の方も、エキストラ募集のお声掛けとか、ロケ現場に差し入れを持って行ったり、いろいろなお手伝いをさせて頂いておりました。先ほど話にも出ました白石書店のマネージャーが高校の後輩でもあるわけですが、折尾駅での最終ロケを一緒に見ていたとき、彼が「これだけ北九州がっつりで作った作品なんだったら、やっぱり地元から発信するメディアも作るべきですよね」ってボソッと言ったんですよ。自分も出版社を経営しているので、むしろ気付かされました。「自分が気付かないけんやん」みたいな(笑)。それで白石書店を中心に福岡界隈の主要書店や、全国公開に合わせて全国の書店さんへ、お取り扱いをご提案する予定になっております。なるべく多くのチャンネルで、ご購入頂けるように準備を進めてまいります。

甲木:ありがとうございます。1冊お幾らでしょうか?

安藤:定価1100円で、もちろん通販でも取り扱っておりますので、ぜひ白石書店さんのホームページをチェック頂けたら幸いです。

甲木:はい。分かりました。1100円で映画のパンフレットと北九州の観光ガイドブックと両方楽しめますね。

こだわりを持って、著作物を発行していきたい

甲木:安藤さんは、元々折尾のご出身でいらっしゃって、東京からUターンして、あかつき舎を起業されたと聞いてますが、今、あかつき舎として主にどのようなお仕事をされていますか?

安藤:サラリーマンの頃から個人レーベルの形であかつき舎を立ち上げ、電子出版などをしておりましたけれども、これを法人化して、今回のように印刷での書店販売という新しい取り組みも含め、総合的な出版活動を行う目的で、起業をした次第です。このほかにも僕自身が、元々編集記者ですから、いわゆる編集プロダクション的な活動で、広報や制作物のような活動もやっております。

電子書籍として著作しているフォトエッセイシリーズ「駅路VISION」

梁:今回のお話を聞いて、「RED SHOES KITA-Qクロニクル」をゆっくり読んで、映画に行こうと思うんですけど、折尾のタウン誌「オリナビ」なども手掛けられて、非常に楽しく仕事されてるんだろうというのが、ひしひしと感じました。

安藤:ありがとうございます。やはり一人で独立して起業して帰ってきたので、規模的に限りはあるわけですが、どうしてもこれを世に出したいというこだわりを持って本を作っていこうという思いがあります。

甲木:なるほど。先ほども少し触れましたけど、東京でキャリアを積んだ安藤さんが、なぜ52歳でUターンしたかということを、来週深掘りしたいと思います。来週もよろしくお願いします。

安藤:よろしくお願いします。

甲木:本日は、映画 レッドシューズ のロケ地を紹介した、聖地巡礼ガイドブックを作った出版社、あかつき舎の社長、安藤進一さんをお招きしてお話を伺いました。安藤さん、本日はありがとうございました。

梁:ありがとうございました。

安藤:ありがとうございました。

 

〇ゲスト:安藤進一さん(出版社 あかつき舎社長)

〇出演:甲木正子(西日本新聞社北九州本社)、梁京燮(同)

(西日本新聞北九州本社)

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