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これまでの感謝と未来への希望、みんなの想いがつまった「ムイックマルシェ」【北九州市八幡東区】

(アイキャッチ画像:muikkuの皆さん)

2020年8月に発足し、北九州を中心に活動しているボランティア団体「muikku(ムイック)」。

障害をもつ人たちやその家族の「ありのままの姿」「日常」を写真に残すお手伝いがしたい。そういった想いで今も活動を続けています。

そんなmuikkuのメンバーがこれまでの感謝の気持ちをこめて、3月26日に八幡東区にあるココクル平野にて「muikkuマルシェ」を開催します。

感謝の気持ちを込めた手作りマルシェ

「撮影をご依頼してくださったご家族や、支援してくださった皆さん、たくさんの人たちに支えていただいたおかげで、muikkuは3年目を迎えることができました。本当にありがとうございます」。そう話すのは代表の上原さん。

約2年半分の感謝の想いがつまったmuikkuマルシェは、muikkuならではの優しさがいっぱい。

子どもを連れてのマルシェ参加って、中々ハードルが高いと思うんです。それが病気や障害を抱える子どもたちならなおさら。

バギーだから邪魔になっちゃうかもしれない。

途中でケアをしないといけない時はどうしよう。

うちの子喋れないんだけど、聴こえないんだけど大丈夫?

親たちの悩みは尽きません。

ちなみに我が家の子どもたちはまだ4歳と2歳。一番手のかかる年頃で、どこへ行くにも騒がしくて、いつも気が引けてしまうんです。

急に走り出したり、雄叫び上げたり、思い通りにいかないと癇癪を起こしたり。落ち着きのない行動のせいで、知らない人に怒られたりしないかなとヒヤヒヤする場面もあったり。

だけどそんないろんな事情を抱えた家族に向けて上原さんは、「笑顔を繋げていくことがマルシェの目的です。不安いっぱい抱えることなく、 わくわくした気持ちを抱えてお越しください」と呼びかけます。

会場では保育士や看護師などプロフェッショナルなサポーターさんやメンバーが見守ってくれているとのこと。

「みなさんがmuikkuを通して繋がることで、 ご家族や出店される方々のいろんな想いにふれあえる。そしてそれが、お互いを知ってもらえるきっかけになったらいいなって思うんです」とも語ってくれました。

個性豊かなお店と体験コーナーが勢揃い

酵素玄米のお弁当だったり、目移りしそうなスイーツだったり、陶芸やハンドメイドの作品だったり、当日はさまざまなジャンルのお店が会場に並びます。

コーヒー屋さんやお花屋さんなど、珍しい体験ができるお店も多く、子どもたちには制覇させたいくらいのラインナップ。

ジェスモナイトのコースターや、シルクスクリーン体験なんかは、大人のほうが夢中になってしまいそうです。筆者は個人的にオーガニックネイルオイル作りがとっても気になっています。

先着順の来場者プレゼントや、子どもたち向けのバルーンアートプレゼントなどの嬉しいサービスもあるそうですよ。

※マルシェでの商品は売り切れ次第終了、プレゼントはなくなり次第配布終了となります

もちろんmuikkuの写真展示もあるとのことなので、前回のリバーウォーク北九州での写真展に行けなかった筆者にとっては、これが一番の楽しみだったりもします。

新たな未来への希望や出会いにも繋げたい

「ご本人、ご家族、出店される地域のみなさま、サポーターさん、そしてmuikkuメンバーと、 みんなでお顔を合わせて、この日の笑顔がこれからの希望となるような、そんなマルシェを皆さんと一緒に創りたいのです」と上原さん。

当日は筆者も子どもを連れて会場まで足を運ぶ予定です。皆さんそれぞれの温かい想いが、たくさんの人の心に繋がりますように。

マルシェやその他の活動内容についての詳細は「muikku」インスタグラムで確認できます。

■日時/3月26日 (日)11:00~16:00
■場所/ココクル平野 くるくるスペース (八幡東区平野1丁目3番2号)
■入場料/無料

※会場内の状況によっては入場を規制する場合があります
※2023年3月13日現在の情報です

(ライター・Kanae N.)

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