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「スペースLABO」で期間限定投影「ブラックホールを見た日」【北九州市八幡東区】

(アイキャッチ画像:外観)

「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」内にある「スペースLABO(北九州市科学館)」3階プラネタリウムにて、プラネタリウム番組「ブラックホールを見た日~人類100年の挑戦」の投影が11月26日までの期間限定で行われています。

アインシュタインの一般相対性理論から予言された謎の天体ブラックホール。「ブラックホールを見た日~人類100年の挑戦」では、ブラックホールの正体をつきとめようと奮闘してきた科学者たちの歩みとともに、EHTプロジェクトチームがブラックホールを直接撮影、画像化するまでを紹介しています。

監修にはブラックホール撮影に携わった本間希樹先生を迎え、迫力の映像を楽しむことができます。

ブラックホール撮影までの人類100年の挑戦の旅を追体験

2019年4月、ブラックホールの直接撮影の成功が発表されました。ブラックホールを撮影したのは、イベントホライズンテレスコープ。200人以上の世界中の科学者たちが手を携えて、世紀の撮影に挑んだのです。

ブラックホールの謎に迫る100年の足跡とともに、世界8つの電波望遠鏡を連動させ、地球規模の電波望遠鏡を作り上げ実際に撮影するまでの様子を、わたしたちも追体験していく投影となっています。

ナレーションは声優の梶裕貴さん。人類100年の挑戦の旅へ鑑賞者たちをいざなってくれます。

プラネタリウム番組「ブラックホールを見た日~人類100年の挑戦」の主な対象は大人ですが、スペースLABOでは主な対象を子どもとするプラネタリウム番組も投影されています。

西日本最大級のドーム径30メートルのプラネタリウム

スペースLABOの3階にあるプラネタリウムは、西日本最大級のドーム径30メートルと最新鋭の投影機器を擁する世界最高峰のプラネタリウム。

プラネタリウムのイメージ(北九州市提供) ©五藤光学研究所

9500個の恒星や1億個の星で描かれた天の川を映し出し、星の色や気流による瞬きもリアルに再現する世界最小クラスの光学式恒星投影機、4台のデジタル式投影機による解像度8K相当の全天周映像、8.2チャンネルの音響システムによる立体的なサウンドといった最新の技術で、自然と同じ究極の星空を巨大ドームスクリーンに再現。肉眼では見えない星雲や星団も描き出しています。

また、250席もの座席は飛行機のファーストクラス並みのゆとりがあり、地元の特産品である小倉織が座席ヘッドカバーに使われています。

「スペースLABO」では、原則としてオンラインによる事前予約・チケット購入が必要。詳細は「スペースLABO」ホームページで確認できます。

■住所/北九州市八幡東区東田4-1-1 THE OUTLETS KITAKYUSHU 内
■アクセス/JRスペースワールド駅 徒歩3分
■開館時間/10:00~18:00 ※夜間投影日あり
■料金/常設展=一般400円、中高生300円、小学生200円 プラネタリウム=一般600円、中高生300円、小学生200円※年間パスポートもあり、未就学児は無料

※2023年5月15日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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