バジルの種を無料配布中! 西日本最大級の環境イベント「エコライフステージ」開催

バジル(画像はイメージ 提供:写真AC)

2002年から毎年秋に行われている西日本最大級の環境イベント「エコライフステージ」。環境活動に取り組む市民団体・NPO・企業・行政などが集まり、活動のPRやエコ商品、環境技術の紹介などを通して、さまざまなエコライフを提案・発表する場になっています。

19回目を迎える今回は、これまでのように一つの場所に多くの人たちが集まるようなイベントを行わずに、「北九州の自然の魅力」の発見と「気軽なエコライフ」との出会いを軸としたオンラインイベントをメインに、大小さまざまなエコイベントが10月~11月にかけて実施されることになりました。

そのイベントの一環として、バジルの種1万セットを市民に無料配布し育ててもらう「つながる 広がる バジルプロジェクト」がスタートしています。

みんなでバジルを育ててSNSに投稿しよう

「つながる 広がる バジルプロジェクト」は、「バジルを栽培すること」「育てたバジルを工夫して無駄なく食べること」、その様子をSNSに投稿することで、エコライフの“つながり”や“広がり”を体感してもらう企画です。

バジルは、ペットボトルなど簡易的なプランターでも栽培でき、初心者や子どもにも育てやすい植物です。また、イタリアでは「愛の印」とされているバジルを育てる中で、野菜を大切に育てる心、食材や家族への感謝・愛情を込めて無駄なく調理して食べる心が生まれてほしいという願いも込められているそう。

実施期間は11月26日(木)までの予定なので、家族みんなで参加してみませんか。

バジルプロジェクト参加方法

ハーブカード

まずは、バジルの種が入ったしおり「ハーブカード」を入手し、カードの裏面に記載されている育て方を参考にしながら栽培を始めます。

次に、バジルの生長過程や、育てたバジルを使った料理やレシピをSNS(Twitter、Instagram、Facebook)で投稿していきます。「#エコライフステージ」というハッシュタグをつけて投稿した人には、抽選でプレゼントが当たるチャンスもありますよ。

ハーブカードは、環境ミュージアムやエコタウンセンター、水環境館、グリーンパーク、総合農事センターといった市内の環境・グリーン関連施設のほか、一部の市民センターなどで無料配布中です。

また、11月には、お笑いトリオ「ロバート」のメンバーで北九州市出身の馬場裕之さんが、バジルなどを使った「食品ロスゼロレシピ」を紹介する動画の公開も予定されています。このバジル料理レシピをつくって投稿するのもいいかもしれませんね。

「ていたん×いづつや饅頭」コラボ饅頭が限定販売

北九州市環境マスコットキャラクター「ていたん」と、小倉井筒屋の「いづつや饅頭」とのコラボレーションで誕生し、昨年好評だった「ていたん饅頭」。ていたんの焼き印が押されたかわいい饅頭が今年も登場します。

今年は「食品ロス」をテーマに、食べることの大切さを考えるため、9月19日(土)の「食育の日」、10月16日(金)の「世界食料デー」の2日間のみ、小倉井筒屋本館8階ファミリーレストラン(北九州市小倉北区船場町1-1)で販売されます。

販売開始は、両日とも午前11時から。1日300セット限定で、10個入り350円です。1人1セットまで購入できます。イベント当日はていたんが会場に駆けつけるほか、バジルの種の配布、食品ロス削減の啓発なども行われます。

さかなクンのセミナーなどイベント盛りだくさんの「エコライフステージ2020」

エコライフステージ2020では他にも、さかなクンによる北九州の「川や海の生き物」について学べるセミナー、出展団体の活動PR・インタビューなどの動画配信、エコな知恵を学べる動画&オンラインワークショップなど、さまざまなイベントが予定されています。会場は、オンライン(YouTube、Zoomなど)、北九州市水環境館ほか。

オンラインのメリットを活かし、北九州市内はもとより、市外・県外の人たちも参加することができるので、ぜひ遠くの友達も誘って一緒に参加してみませんか。詳しくは、北九州エコライフステージ2020のホームページで確認してください。

◆北九州エコライフステージ2020 https://event2020.ecolife-stage.org/

問い合わせは、北九州エコライフステージ実行委員会事務局(TEL093-671-7781)へ。

(北九州ノコト編集部)

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