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八幡東区祇園にカフェ「&cafe」がオープン! 開放感のあるくつろぎ空間

9月18日、八幡祇園町銀天街にカフェ「&cafe」がオープンしました。芝生で埋め尽くされた壁が目印です。

「自分が飲みたい、食べたい、美味しいと思うものを提供したい」と話すのは、オーナーの信原真紀さん。3人のお子さんを育てる信原さんですが、ご主人のサポートもあり、念願だったカフェをオープンしました。

ボリューム満点の「クロワッサンサンド」や「チキン南蛮」

食パンとクロワッサンから選べるサンドイッチは、「大豆ミート」「タマゴ&サラダ」「シュリンプ&サラダ」の3種類。両手に余るほどの大きさで、食べ応え抜群です。全種類一律600円(税込)。プラス200円で、サラダ・ポテトを付けることができます。

唐揚げ店での勤務経験があるご主人自慢の一品は「チキン南蛮」。ライス・サラダも付いて850円(税込)で提供しています。ひとつひとつが大きくボリューム満点で、近所に住む学生さんたちに大好評とのことです。

タピオカやイチゴ飴はSNS映え必至。信原さんは、「『&』のロゴがカップや店内、さまざまなところにあるので好きな場所で写真を撮ってほしい」と話します。入り口の外にはテラス席があり、天気の良い日は緑に囲まれながら過ごすのもおすすめ。犬散歩仲間の休憩場所になることもあるそうです。

消えたアーケード「迷いはなかった」

八幡祇園町銀天街には全長約250メートルのアーケードがありましたが、設置から約60年が経ち店舗が減少。アーケードの老朽化が進み維持が難しいことから、今年3月に撤去されました。そんな中で、信原さんはこの場所に出店を決めます。

「主人の出身地(八幡東区)で出店したいと思って物件を探していたときに、この場所を見つけました。ファミリー層が多く、静かで落ち着いた空間。求めていた条件にぴったりの場所でした。アーケードもなくなり寂しくなっている中、コロナともうまく付き合っていかなければならないタイミングでの出店だったので、一部の方には無謀だと言われました(笑)」

解体や工事などでご主人の友人に助けられたというエピソードもあるそうで、さすがの“地元パワー”。「やりたいと思ったことは、躊躇せず常に挑戦していきたい」と話すご夫婦の前向きな姿勢は、周囲からの信頼に繋がっているようにも見えました。

祇園町銀天街に新たな光を

ランチに銀天街の方が食事に訪れることもあるそうで、「とてもうれしいですね。『暗くなった銀天街をどんどん明るくしていってほしい』とも言われました。ご年配の方も来てくださって、『タコライスはタコが入っとるんかね?』とか、そんな会話も楽しいですね」と笑顔で話す信原さん。

「&café」という店名は「主人公と一緒にこの場所があるというイメージ」で名付けたそうです。

「なんでもいいんです。私とカフェ、チキン南蛮とカフェ、あなたとカフェ、それぞれの“〇〇”を見つけられるような時間を過ごしてほしい」

祇園銀天街に明るさを取り戻し、自然と人が集まる憩いの場となることを目指します。

(北九州ノコト編集部)

住所 北九州市八幡東区祇園1丁目9-1 アーバン祇園 103-B
電話番号 093‐981‐0868
営業時間 11:00~18:00
定休日 不定休
公式HP Instagram(and_cafe2020

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