白野江植物公園「ハス展」 10品種60鉢を展示【北九州市門司区】
現在、白野江植物公園では、さまざまな種類の蓮を観賞できる「ハス展」が開催されています。会場は入口広場です。
ソクヒレンなど10品種60鉢 午前中の観賞がおすすめ
小倉藩ゆかりの即緋蓮(ソクヒレン)をはじめ、白色の太白蓮(タイハクレン)や八重咲きのミセススローカムなど、10品種60鉢の展示が行われています。
鉢展示のため、花や葉の様子をすぐ近くで観察でき、エキゾチックな花の芳香と一緒に楽しめそうです。
ほかには、王子蓮、西円寺青蓮(サイエンジセイレン)、廬山白蓮(ロザンビャクレン)、天竺斑蓮(テンジクマダラバス)、希望などが展示される予定です。
つぼみから満開まで4〜5日かけて咲き進むので、同じ花でも毎日違う表情をみることができるといいます。また、昼過ぎにはしぼんでしまうため、午前中の観賞がおすすめなんだそう。
「ハス展」は8月6日までの開催となりますが、期間中である7・8月の毎週火曜日は休園日となっているため注意が必要です。
周防灘と四季折々の景色を楽しめる白野江植物公園
白野江植物公園は、1952(昭和27)年頃に個人所有の植物公園「四季の丘」との名で開園した長い歴史を持つ公園です。1996(平成8)年には北九州市営になり、「北九州市立白野江植物公園」としてスタートしました。
周防灘に面した標高約120メートルにある白野江植物公園には、花の谷や落葉樹の森、水辺など様々な地形が存在しています。その散策路からは周防灘と四季折々の景色を楽しむことができ、中でも桜は県内有数のコレクション数です。1年を通して、季節ごとの植物を散策しながら楽しめます。
詳細は「北九州市立白野江植物公園」ホームページで見ることができます。
■所在地/北九州市門司区白野江2丁目
■開園時間/9:00~17:00 ※入園は16:30まで
■休園日/1、7、8、12月の火曜(祝日の場合は翌日)・年末年始
■入園料/一般300円、小中学生150円
■備考/駐車場:普通車300円/回(84台)、大型・中型車1000円/回(4台)、車椅子・電動歩行器・ベビーカーの貸し出しあり
※2023年7月22日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)