旧安川邸を一日限定無料公開 隣接する旧松本邸も特別公開【北九州市戸畑区】
11月23日、北九州市指定有形文化財に指定されている「旧安川邸」(北九州市戸畑区一枝1-4-23)が一日限定で無料公開。同時に、隣接する旧松本邸も特別公開されます。
竜王戦開催場所となった旧安川邸
旧安川邸は、明治期に石炭関連企業を次々と創業し、工業都市北九州市の基礎を築いた企業家である安川敬一郎により、旧戸畑市中原(現在の戸畑区一枝・仙水町)の開発と並行して1912(明治45)年に建設され、以後三代にわたり、安川家当主と一族が居住した住宅です。
直近だと、10月25日と26日に「第36回竜王戦七番勝負第3局北九州対局」の会場となり、話題になりました。
普段は見られない旧松本邸も特別公開
隣接する旧松本邸は、国指定重要文化財で経済産業省の近代化産業遺跡に認定。安川敬一の子である松本健次郎が1908(明治41)年から1912(明治45)年にかけて、自らの住宅と学校の迎賓館を兼ねて建てたものです。普段は見ることができない施設となっています。
どちらも入館料は無料で、事前申し込みも不要です。
詳細は旧安川邸公式ホームページで確認できます。
※2023年11月21日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)