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「下関北九州道路」のルート素案がまとまる 下関から小倉中心地に直結【北九州市門司区】

(アイキャッチ画像:北九州市と下関市を結ぶ関門橋)

本州と九州の結節点である下関市と北九州市は、「人やモノが行き交う地点」「大陸との玄関口」として発展してきました。北九州市は同地域が持つポテンシャルを発揮し、また、渋滞や通行止めなどの道路課題を解消するために「下関北九州道路」の実現を国に対して要望しています。

今回、国土交通省九州地方整備局から都市計画の参考となるルート素案が、山口県と北九州市に送付されたとのことです。

設計速度は時速80km、車線は4車線を予定

下関北九州道路は下関市と北九州市の都心部を結ぶことで、「くらし」「産業・物流」「観光」「渋滞緩和」など地域の一体的発展に貢献されることが期待されています。本州と九州の広域的な人流・物流、経済活動の活性化を支える大動脈として、さらには災害時の代替路としての機能・役割を担います。

下関北九州道路の設計速度は時速80キロメートル、車線は4車線を予定。下関市を起点とし、北九州市の小倉中心街に直結します。

北九州市の武内和久市長は「下関北九州道路は、本州と九州を結ぶ関門国道トンネル、関門橋の老朽化への対応、災害時の代替機能の確保等の課題解消のため、大変重要なインフラです」とした上で、「本道路が早期に整備されることを期待しています」とのコメントをしています。

※2024年5月19日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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