【新型コロナ／北九州】4月15日時点の感染者数　陽性71人に

世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス。日本各地でも感染者が続々と増えています。
北九州市内の感染者についても、さまざまな情報が飛び交っています。一方、正確な一次情報がうまく届いていない状況も散見されます。北九州ノコトは、ローカルメディアの責として、地域における正確な「コロナ関連情報」を広く発信する役割を担いたいと思います。
私たちの情報発信が、少しでも市民のみなさんの役に立てばうれしいです。
そして、一日も早い終息を願います。

※当記事は、2020年3月1日～4月15日までに北九州市が発表した市内の感染者数をまとめています。
数は北九州市の発表日ベース。いずれもクルーズ船などの人数を含みません。
なお、北九州市が発表する感染者には、市内で感染が見つかった近隣市在住者なども含まれます。

北九州市内で判明した陽性判明者数の推移と累計

北九州市内で判明した新型コロナウイルスの感染者数は、70人を超えました。
15日には、市内で新たに3人の陽性患者が見つかり、累計71人となりました。同日、福岡県全体では新たに30人の感染者が確認され、県内で感染が確認された人は累計436人となっています。

15日に判明した陽性患者3人は、20歳代女性（八幡西区）、40歳代男性（小倉南区）、10歳代男性（小倉南区）です。

40歳代男性と10歳代男性は、63例目の濃厚接触者であると発表されています。いずれも、12日に発熱のほか頭痛などの症状があり、それぞれ13日、14日に医療機関を受診。検査の結果、陽性が判明しました。

20歳代女性と10歳代男性は、発熱した翌日に味覚異常などがあったと報告されています。
区別では小倉北区が19人で最多です。
小倉南区は11日、12日、15日と立て続けに陽性患者が判明しています。八幡西区も3月30日以降、1〜2日おきに感染者が見つかっています。

PCR検査 北九州市の現状

北九州市は、PCR検査を行った人数と、検査結果を連日発表しています。これによると、4月15日までに市内で実施されたPCR検査は1971件。陽性71件に対し、陰性は1900件で、陽性率は3.6％です。市内におけるPCR検査の実施数は、8日をピークに減少傾向でしたが、15日は106件と、5日ぶりに100件を超えました。

不安な場合の相談はどこへ？

北九州市は、厚生労働省の相談窓口とは別に、24時間受付の相談窓口を開設しており、自身や家族の症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせができるようになっています。

（北九州ノコト編集部）