「長崎街道ひなまつり 木屋瀬宿~立場茶屋銀杏屋」が4施設で開催中

毎年恒例の「長崎街道ひなまつり 木屋瀬宿~立場茶屋銀杏屋」が今年も開催されています。旧長崎街道沿いの施設が連携して行われるひなまつりイベントで、今年で9回目。施設ごとに趣の異なる、ひなまつりの展示を楽しむことができます。

今年は以下の4施設で行われています。

長崎街道木屋瀬宿記念館

長崎街道木屋瀬宿記念館(写真提供:長崎街道木屋瀬宿記念館)

宿場にまつわる史料を中心に郷土の歴史を紹介・展示している「みちの郷土史料館」では、ひなまつりの展示が行われています。今年は、木屋瀬ゆかりの人形作家である井上春子さん(日本工芸会正会員)の作品をはじめ、多くのひな人形や装飾品などが展示されています。

期間:2月13日(土)~3月28日(日)※月曜休館
開館時間:午前9時~午後5時30分(入館は午後5時まで)入館料:一般240 円、高校生120円、小・中学生60円
住所:北九州市八幡西区木屋瀬3-16-26 問い合わせ:TEL093-619-1149

旧高崎家住宅(伊馬春部生家)

旧高崎家住宅(写真提供:長崎街道木屋瀬宿記念館)

高崎家は、江戸から明治時代まで続いた絞蝋・醤油醸造で財を成した木屋瀬の商家です。また、放送作家として活躍した伊馬春部の生家でもあり、建物は市の文化財にも指定されています。「長崎街道ひなまつり」のイベントでは、屋敷の中に約500体のひな人形が飾られ、来館者を楽しませてくれます。

期間:2月13日(土)~3月28日(日)※月曜休館
開館時間:午前10時~午後4時 入館無料
住所:八幡西区木屋瀬4-12-5 問い合わせ:TEL093-618-2132

江戸あかりの民藝館

江戸あかりの民藝館(写真提供:長崎街道木屋瀬宿記念館)

「江戸あかりの民藝館」は、館長の佐藤伸一さんが収集した江戸時代の“明かり”に関する資料が数多く展示されている資料館です。ひなまつり期間中は、実物の道具を作る職人たちが製作した、江戸時代の大名家や武家由来のひな道具が展示されます。

期間:2月13日(土)~3月28日(日)※土日・祝日のみ開館
開館時間:午前11時~午後5時 1階は入館無料(2階は有料)
住所:八幡西区木屋瀬3-9-19 問い合わせ:TEL093-619-5123

立場茶屋銀杏屋

立場茶屋銀杏屋(写真提供:長崎街道木屋瀬宿記念館)

銀杏屋は江戸時代に建築された黒崎宿と木屋瀬宿の間に設けられた休憩所。一般農家でありながら、書院造を用いた珍しい建築様式から県の文化財にも指定されています。“大名びな”と呼ばれる手作りの巨大びなや、色とりどりの“さげもん”などの飾りつけ。
期間:2月14日(日)~3月14日(日)※月曜休館
開館時間:午前10時~午後4時 入館無料
住所:八幡西区石坂1-4-6 問い合わせ:TEL093-618-1836

(北九州ノコト編集部)

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