【新型コロナ／北九州】4月18日判明の感染者数は0人　陽性率は3.4％に

世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス。日本各地でも感染者が続々と増えています。
北九州市内の感染者についても、さまざまな情報が飛び交っています。一方、正確な一次情報がうまく届いていない状況も散見されます。北九州ノコトは、ローカルメディアの責として、地域における正確な「コロナ関連情報」を広く発信する役割を担いたいと思います。
私たちの情報発信が、少しでも市民のみなさんの役に立てばうれしいです。
そして、一日も早い終息を願います。

※当記事は、2020年3月1日～4月18日までに北九州市が発表した市内の感染者数をまとめています。
数は北九州市の発表日ベース。いずれもクルーズ船などの人数を含みません。
なお、北九州市が発表する感染者には、市内で感染が見つかった近隣市在住者なども含まれます。

北九州市内で判明した陽性判明者数の推移と累計

北九州市では4月18日、新型コロナウイルスの新たな陽性患者は見つかりませんでした。ここ数日のデータをみると、16日0人、17日1人、18日0人と、減少傾向にあります。現在までの累計は72人です。

陽性患者の状況について内訳をみると、入院中28人、調整中2人、退院41人、死亡1人となっています。入院中・調整中のうち、29人が軽症・中等症で、1人が重症とのことです。

福岡県全体では18日、新たに24人の感染者が判明し、累計で503人となりました。
年齢別にみると、30歳代以下の人が37人（51.4％）で半数を超えます。一方、70歳代以上の人は6人（8.3％）となっています。

区別にみると、小倉北区（18人）、小倉南区（15人）、八幡西区（13人）、門司区（13人）、若松区（5人）と続きます。八幡東区、戸畑区は1人となっています。

※お詫び・訂正
記事公開時、記事の本文およびグラフのデータに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。「30歳代」を「13人」としていましたが、正しくは「12人」。「調査中」を「1人」としていましたが、正しくは「2人」。「小倉北区」を「19人」としていましたが、正しくは「18人」。「門司区」を「12人」としていましたが、正しくは「13人」です。なお、記事内で使用しているデータは、北九州市が発表している情報を基にまとめています。福岡県等、他自治体が公表している北九州市民は含まれません。一方、周辺自治体在住者で北九州市内で検査、判明した人の情報が含まれます。

PCR検査 北九州市の現状

北九州市は、PCR検査を行った人数と、検査結果を連日発表しています。これによると、4月18日の市内の検査数は71件。累計は2119件となりました。陽性率は3.4％です。

同日、福岡県全体では399件のPCR検査が実施されました。累計7142件、陽性率は7.0％です。

不安な場合の相談はどこへ？

北九州市は、厚生労働省の相談窓口とは別に、専用の相談ナビダイヤルを開設しており、自身や家族の症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせができるようになっています。

相談ナビダイヤルは、一つの専用電話番号で複数の部署への道案内をするサービス。5つの大分類から、個別の相談へ導くワンストップ相談窓口です。
・体調異変・感染疑いに関する内容
・企業・個人事業者向けの相談
・小中学生に関すること
・保育に関すること
・その他の相談

（北九州ノコト編集部）

※FAXは、聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方がご利用ください。
※北九州市新型コロナウイルス相談ナビダイヤルへのFAX相談は、夜間や土日祝日は返信が遅れる場合があります。