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都市計画道路戸畑枝光線・北九州高速5号線「牧山~枝光間」が開通へ 交通混雑の緩和など期待【北九州市戸畑区・八幡東区】

(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)

戸畑枝光線では、北九州市の街路事業と福岡北九州高速道路公社の有料道路事業との合併施行で整備が進められています。

3月1日の午後3時には、都市計画道路戸畑枝光線・北九州高速5号線<牧山~枝光間(延長2.7キロメートル)>が開通されるとのことです。

牧山~枝光間の開通によって、3つの整備効果が期待されるといいます。

交通混雑の緩和と交通安全性の向上

まず挙げられるのが、「交通混雑の緩和と交通安全性の向上」。現在戸畑枝光線に並行する八幡戸畑線は、朝・夕ピーク時に渋滞が多く発生しています。

整備で物流活動や救急搬送時などにおける速達性・定時性の向上や、周辺幹線道路の交通混雑が緩和されることにより、交通安全性の向上が見込まれるとのことです。

物流・人流の効率化による地域経済活性化

次に「物流・人流の効率化による地域経済活性化」が挙がります。

北九州市には製造拠点などが高速道路や港周辺に点在していますが、製造拠点と交通拠点をつなぐ環状高速道路のうち戸畑枝光区間が唯一途中で途切れている未整備区間となっていました。

整備後に広域道路ネットワークが形成されることで、製造拠点や交通拠点間のアクセス性が向上。円滑な物流や人流の効率化が図られ、地域経済の活性化に寄与します。

強靭な道路ネットワークの形成による災害時のリダンダンシーの確保

最後に、「強靭な道路ネットワークの形成による災害時のリダンダンシーの確保」。

北九州高速4号線は災害に対する脆弱性の問題を抱えており、災害発生時には代替ルートとなる一般道路での交通混雑の発生が予想されています。

環状化により災害発生時の多重化ルートが確保され、頻発化する災害に対し道路ネットワークの機能強化が図られるそうですよ。

福岡県限定で「ETC車載器購入助成」も実施

2月1日からは、助成台数に達するまで「福岡県限定!ETC車載器購入助成キャンペーン」の実施が予定されています。

期間中にキャンペーン取扱店舗で申込方法に基づき申込みを行い、ETCまたはETC2.0車載器を新規に購入・セットアップ・取付を行った人に最大1台あたり1万円が助成されるそうですよ。

詳細は、福岡北九州高速道路公社のホームページで見ることができます。

※2025年1月28日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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