2021年12月10日に小倉北区白銀にオープンした「いも繁」。全国各地のさまざまな品種のサツマイモを常時4～5種類を店頭に並べる焼き芋専門店です。
白銀の店舗に加え、2月末までは小倉北区・船場広場にも期間限定で出店中です。
店舗の様子（写真提供／いも繁）
定番・期間限定と多彩なサツマイモが登場
サツマイモと言えば秋が旬というイメージが強いと思いますが、実際に9月から11月ごろが旬となっています。ところがサツマイモは実は収穫してすぐが一番おいしいとは限らないと言われています。収穫後2〜3カ月ほど、場合によっては1年もの間熟成させ、水分を飛ばし甘みを引き出すことでよりおいしく味わえるのだそう。つまり食べ頃は真冬。まさに今がサツマイモをおいしく食べられる最適な時期なのです。
取材時は、定番メニューで熊本県産のシルクスイート、宮崎県産の紅はるか、大分県産の甘太くんと紅はるかの4種と、期間限定で茨城県産のシルクスイート、徳島県産の鳴門金時里むすめの2種を販売していました。価格はサイズによって異なりますが、1本180〜500円となっています。
2時間以上かけてじっくり焼き上げて甘く柔らかく仕上げられているという焼き芋は、好みの品種をそれぞれ買うもよし、食べ比べおまかせセット（Mサイズ3本程／1,000円、M～Lサイズ4～5本／1,500円、M～Lサイズ5～6本／2,000円）を買ってみんなで食べるもよし。テイクアウトできるからこそ、じっくり味わえるのが嬉しいですね。
まるで飲み物のような口溶け「シルクスイート」
今回、編集部も食べ比べセットをみんなでシェアして味わってみましたが、中でも好評だったのがシルクスイート。
口に入れるとすぐになくなってしまい、まるで飲み物のような口溶けだという感想が飛び出していました。その他の品種も糖度は高くスイーツのような甘さですが、それでいてくどくない程よい甘さ。ついつい口に運ぶ手が止まらなくなってしまいます。
「いも繁」で扱う品種の多くは九州産で、実際に農家まで出向き、直接契約を結んでいるそうです。自ら車を運転し何軒も農家を回り、そこで厳選された芋たちを独自の製法で最適な甘さと食感に仕上げていく…。おいしさの裏側にあるプロ意識の高さと情熱が伝わってきてきますね。
2月末までは船場広場でキッチンカーのポップアップストアも営業していますが、数量限定での販売になるので売り切れることもあるようです。また、雨天時はポップアップストアは休みになるとのことです。
最新情報は「いも繁」インスタグラムで確認できます。
■住所／小倉北区白銀1-3-5
■営業時間／11:30～19:00
■店休日／不定
※2022年2月25日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
