「門司港レトロひな祭り」開催中 10種類以上の甘酒の飲み比べやスタンプラリーも
門司港レトロ地区で、3月6日まで「門司港レトロひな祭り」が開催中です。
期間中は、エリア内の歴史的建造物やレトロな雰囲気の栄町銀天街、路地裏などに、明治・大正・昭和・平成、各時代のひな人形が展示され、情緒あふれる門司港のまちを華やかに彩っています。
さまざまな時代のひな人形を門司港レトロ各所で展示
展示場所は、三宜楼(さんきろう)、旧大阪商船、旧門司税関、栄町銀天街、もじろじのほか、レトロ地区の各施設。今回はその中から、3つのひな飾りを紹介します。
旧門司税関には、複数のひな人形が飾られています。
施設中央にはイスが設置されているので、ゆっくり見ることができます。
その中でも注目は、明治期のひな人形。門司に何代も続く旧家から寄贈されたものだそうです。
旧大阪商船に飾られているのは、明治、大正、昭和の中期以前まで主流だったという御殿飾り雛「御殿飾り雛」。戦前戦後では趣が異なり、戦後の飾りには金属が多く使われ、豪奢な雰囲気を醸していたといいます。また、時の市井の人々の復興への願いが込められていたともいわれているそうです。
建物の中には内裏雛などが飾られていました。その表情を間近で見ることができるのは嬉しいですね。
旧大阪商船のすぐ目の前にある「プレミアホテル門司港」では、正面玄関を使用し、ひな人形が展示されています。
ほかにも門司港のいろいろな場所でひな人形を見ることができるので、さまざまな時代のおひな様を見ながらまち歩きを楽しみたいですね。
3月5日・6日は「三宜楼ひなまつり」
3月5日・6日の午前11時~午後4時には、錦町公民館で「三宜楼ひなまつり」が行われます。10種類以上の甘酒の飲み比べや酒蔵元による出張蔵開きがあるほか、スタンプラリーも実施されるとのことです。
ひな人形の展示場所など、詳細は「門司港レトロインフォメーション」ウェブサイトで見ることができます。
※2022年3月2日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)