旧門司三井倶楽部は駅から徒歩1分!「ふく入り贅沢焼きカレー」を歴史的建造物で
国の重要文化財に指定されている「旧門司三井倶楽部」は、1921年に三井物産の社交場として作られました。
格式高く感じる歴史的建造物ですが、実は1階はレストランになっています。法事や祝事、披露宴など冠婚葬祭での利用をイメージする人も多いですが、今回は名物の「焼きカレー」をご紹介します。
一風変わった器と豪華なセットメニューに大正ロマンを感じながら、ランチタイムを過ごしませんか?
瓦皿で運ばれる ふく入りの海鮮焼きカレー
「焼き海鮮焼きカレーセット」は門司港を堪能できるセットになっており、焼きカレーは”瓦の器”で運ばれてきます。
焼きカレーには、関門のふく(フグ)、海老、イカなどの魚介を贅沢に使用。見た目はもちろん、海鮮の香りがさらに食欲をそそります。ふくは骨までカリッと食べることができ、ワイン漬けのバナナフリットは良いアクセントになっています。
サラダ、スープ、バナナゼリー、コーヒーも付いて1496円。重要文化財でいただくランチは、敷居を高く感じるどころか、お得感があります。
焼きカレーのほかに「焼きハヤシライス」もあり、こちらはコクがあり、スパイシーさも感じます。ビーフとチーズの相性も良く、名物の焼きカレーに負けない捨てがたい一品で、こちらもセットは焼きカレーと同じ値段でいただけます。
デザートのバナナゼリー
門司港といえば、バナナのたたき売り*が有名ですが、三井倶楽部では焼きカレーにバナナのフリットを使うだけでなく、デザートにもバナナが登場します。
西洋を感じさせる器に入った固めのバナナゼリーは透明感のあるバナナ色で、一口大。食後のお口直しにぴったりのデザートです。
アインシュタイン博士が宿泊した部屋
三井倶楽部の2階には、アインシュタイン博士のメモリアルルームと、小説家・林芙美子の資料館があります。
ドイツの理論物理学者・アインシュタイン博士は、講演のため1922年に来日し三井倶楽部に宿泊。当時のまま保存されているメモリアルルームは見逃せません。
林芙美子氏は、門司区で生まれた昭和を代表する作家。手紙や小説の原稿などが展示されています。
2階は有料で、大人100円、小中学生50円でどちらも見学できます。
建物も含め貴重な大正ロマンを感じ、至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
(北九州ノコト編集部)
店名 | 旧門司三井倶楽部 |
住所 | 北九州市門司区港町7-1 |
交通 | JR門司港駅から徒歩1分 |
電話番号 | 093-332-1000 |
営業時間 | 11:00~15:00(オーダーストップ14:00) 17:00~21:00(オーダーストップ20:00) |
定休日 | 不定休 |
公式HP | http://www.mitsui-club.com/ |
備考 | – |