大人の隠れ家的ブックカフェ「春夕堂」 雰囲気はまるでカフェバー【北九州市小倉北区】

(アイキャッチ画像はイメージ)

北九州モノレール「旦過」駅から徒歩5分弱の場所に、落ち着いたカフェバーのようなブックカフェがあります。

会話もOKですし、本を読まなきゃいけないわけでもありません。時間を忘れる居心地の良さを感じる空間…。それが「BOOKs&DRINK 春夕堂(しゅんせきどう)」です。

入口から隠れ家的

お店の場所は、北九州市立医療センターや北九州市総合保健福祉センターのある近くです。

看板から2階に上がり、案内通りに奥へ進むと春夕堂の扉があります。

初めて入るときはとても緊張していたと思うのですが、扉を開けて内へ入るとそんなことも忘れてしまうぐらいカウンター席に吸い込まれます。

外の雰囲気とは全く異なり、落ち着いたおしゃれな雰囲気です。

ブックカフェなので、棚には本がぎっしり。オーナーの好みでミステリーや中国史などの歴史ものが多い傾向です。

「喫茶店やバーだと思ってください」

「本はおつまみ」といったコンセプトで、本を片手においしいコーヒーやお酒を楽しめる場所を提供している春夕堂。

なのに、オーナーさんは「本を読まなくてもいい」と言います。

もちろん、自分の読みたい本の持ち込みもOK。Wi-Fiも完備されているのでリモートワークもできます。

ブックカフェでは静かにしないといけないような気持ちになりますが、会話もOK。

なので、喫茶店のようにコーヒーだけ頂きに来る人、おしゃべりしに来る人も多いんだとか。

それもそのはず、コーヒーもお酒も好きなオーナーがこだわりの1杯を提供してくれるから。

コーヒーだけでも酸味の強いもの、苦みの強いものなど好みに合わせて選ぶことができますし、お酒の種類も多いので、カフェバーと勘違いするくらいです。

これなら、お酒を飲み直しに利用する人がいると聞いても納得できます。

まるで小説に描かれる空間にいる錯覚

春夕堂はまるで、小説に出てきそうなカフェバーです。ここで映画1本でも撮れそうな気さえします。そんなおしゃれな落ち着いた空間です。

ブックカフェだからとか、おしゃれだからとか気負いせずに、気軽に寄れる喫茶店のように利用してほしいとのこと。

春夕堂のオーナー春風さんは毎朝必ずブログを更新しています。読んでみると、お店の雰囲気など少し感じとれるところがあるかもしれません。

筆者が感じたのは、「さすが本を読む方だな」という博学な印象。きっとこの文章をサラサラ書いているんだろうなと。

そして、勝手にひげをたくわえた渋―いイケオジ(イケてるオジサン)を想像していました。

春風さん自身も、ブログを読む限りでは年齢も性別もどちらも読み取れないので、「想像と違った」と言われるのを楽しんでいるようでもあります。

■住所/北九州市小倉北区馬借1-13-12-2F
■営業時間/14:00~23:00(日曜14:00~21:00)
■店休日/月曜
■駐車場/なし(近隣にコインパーキングあり)

※2023年7月21日現在の情報です

(ライター・にわかなみ)

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