二郎系ラーメン「今を楽しめ北九州」オープン 関西有名店のわしわし麺を使用【北九州市小倉南区】
北九州市小倉南区北方に3月3日、二郎系ラーメンが味わえるお店「今を楽しめ北九州」がオープンしました。
オーナーの橋本さんにお話を伺いました。
「ラーメン荘 歴史を刻め」のわしわし麺を使用
二郎系ラーメンとは、東京・三田に本店を構える「ラーメン二郎」の影響を受けたラーメンのこと。「二郎インスパイア系ラーメン」と言われることもあります。
定義がある訳ではないですが、醤油豚骨スープに太めの麺を使用し、大きめの豚(チャーシュー)や大量の野菜(もやしやキャベツ)が乗ったインパクトのあるビジュアルが特徴。太めの麺は食べた時に口の中が“わしわし”とした食感になることから「わしわし麺」とも呼ばれるそうです。
「今を楽しめ北九州」では、関西を中心に展開するラーメン店「ラーメン荘 歴史を刻め」の麺を使用。スープは天候や湿度を考慮して毎日油を入れる量を変えているそう。「特にこだわりはありません」と謙遜するオーナーですが、話を聞くとすごく考えて作っていると感じました。
注文時には「ニンニクは入れますか?」と聞かれるので、その際にヤサイ・アブラ・カラメ(醤油)の量の調整も可能。「抜き」から「マシマシ」まで5段階で対応し、麺も100gから300gまで50gごとに増やせます。もちろん追加料金はかかりません。
ラーメン以外のメニューでは「豚丼がおすすめ」とのこと。ご飯の上にチャーシューをのせ、アブラダレとマヨネーズをかけ最後にあぶっています。
橋本さんによると、「ラーメン200gとミニ豚丼のセットがちょうどよくお腹が満たされるんです」とのこと。オーナーのおすすめとあれば、ぜひ味わってみたいですね。
旅行の途中に北九州市での出店を決意
店内はカウンターが7席、テーブルが17席です。
橋本さんが運営するラーメン店は現在、広島に4店舗あります。どうして北九州に出店したのか伺うと、長崎旅行の途中で「小倉って行ったことないな」と思い立って途中で立ち寄ってみたところ、明るい中にも暗い雰囲気を感じなぜかワクワクしたといい、その足で不動産屋さんに行き、偶然良い物件があったことから旅行中に契約して出店を決意したそう。
「日頃から頭で考えるのではなく、心で感じたことに対し純粋に行動するようにしている」と話す橋本さん。それにしても決断力の速さには驚きます。
お店の看板はオーナーと従業員で書いた手作り。店名の由来を聞くと「ラーメン屋さんと言われたくないんですよ。元気をもらいに行こうって思える場所にしたいんです」といい、「エンターテイナーであれ。そして今を楽しめ」という信念を語ってくれました。
詳細は「今を楽しめ北九州」のインスタグラムで確認できます。
■所在地/北九州市小倉南区北方1-12-32
■営業時間/昼営業:午前11時〜午後2時 夜営業:午後6時〜午後10時
■定休日/木曜日と日曜日の夜営業 不定期で休む可能性あり
■駐車場/駐車場無(近隣に有料パーキングあり)
※2024年4月2日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)