北九州市を中心に活躍した杉田久女を偲ぶ 近代女性俳句の源流・杉田久女「久女忌」開催【北九州市小倉北区】
久女ゆかりの地である圓通寺(北九州市小倉北区妙見町1-30)で1月21日、近代女性俳句の源流・杉田久女「久女忌」が開催されます。
女性俳句の発展に大きく貢献した「杉田久女」
杉田久女は、明治23年5月30日鹿児島で出生。お茶の水高等女学校卒業後、明治42年旧制小倉中学(現小倉高校)の美術教師 杉田宇内との結婚により小倉に移り住みました。
大正5年兄の手ほどきで句作を始め、大正11年高浜虚子歓迎句会(於:櫓山荘)で橋本多佳子に出会い俳句指導を行ったそうです。
また、昭和6年日本新名勝俳句で帝国風景院金賞を受賞するなど、女性俳句の発展に大きく貢献した人でもあります。
久女の句が披露される
当日は、久女・多佳子の会会長による主催者挨拶や、圓通寺住職の林久照さんと慧照さんが読経を行います。また、久女が好きだった菊の花の献花、焼香が予定されているほか、献句では久女の句が披露されるとのことです。
詳細は、北九州市のホームページで見ることができます。
※2025年1月19日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)