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曽根中学校で「津波に関する講演会」開催 防災分野の第一人者が登壇【北九州市小倉南区】

(アイキャッチ画像はイメージ<写真AC提供>)

北九州市立曽根中学校(北九州市小倉南区中曽根2‐13‐1)の体育館で11月29日、「津波に関する講演会~人が死なない防災~」が開催されます。

東京大学大学院情報学環特任教授・片田敏孝氏を講師に迎えて、南海トラフ地震による津波災害をテーマした講演が行われます。

参加者は現在募集中。締切は11月21日です。

東京大学大学院情報学環特任教授・片田敏孝氏とは

片田敏孝氏は、天皇皇后両陛下へのご進講をはじめ、国の防災政策にも深く関わっている、防災分野の第一人者です。

平成17年から釜石市で津波防災教育を実施。この取り組みは、東日本大震災時に学校管理下の児童・生徒が全員無事に避難した「釜石の奇跡」として実を結んだそうです。

北九州市においても「北九州市防災アドバイザー」として防災啓発を行っています。

自身や家族を守るために

今年3月に、南海トラフ地震の被害想定が見直され、小倉南区の津波の最大高が従来の3.2メートルから4メートルへ修正されました。

津波の高さが30センチメートルでも人は流され、1メートルを超えると死亡率が100%と言われているそうです。

「津波に関する講演会」は、津波の脅威を“自分事”として捉え、自身や家族を守るため備える機会になりそうです。

(画像はイメージ<写真AC提供>)

開催時間は午前9時30分~正午まで、開場は午前8時30分からです。

詳細は北九州市のホームページで確認できます。

※2025年11月17日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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