いのちのたび博物館で「THE モンスター展Ⅱ」 九州初公開の展示も
7月17日(土)、北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で、特別展「THE モンスター展Ⅱ‐攻撃と防御- 」が開幕します。
2014年夏に行われた「THE モンスター展」の第2弾。「生きていくための“攻撃と防御”」をテーマに、絶滅した種から現在も生きている種までの進化と多様化を、さまざまな生物群の標本を展示して理解を深めることができます。
目玉は九州初公開となる「エレモテリウム」
注目は、九州初公開となる全長約4mの「エレモテリウム」のレプリカの展示。エレモテリウムは、絶滅した「オオナマケモノ」類の一種で、植物食の巨大な哺乳類。大きく長い前あしには40cm程度にもなる大きな爪がありました。今回展示されるレプリカの元になった化石は、アメリカのノースカロライナ州の約150万年前の地層から見つかったものです。
また、カンブリア紀(約5億年前)最強の捕食者とされる「アノマロカリス類」や、史上最大の節足動物と呼ばれる「アースロプレウラ」など、130点にも及ぶ展示品が並びます。
「夜のモンスター巡り」も開催
8月7日(土)・9月4日(土)午後6時30分~午後8時30分には、「夜のモンスター巡り」も開催されます。特別展や自然史系常設展の展示を学芸員が解説します。また、照明を落とした真っ暗なエンバイラマ館の自由見学が楽しめます。「夜のモンスター巡り」の参加は無料。応募期間中に特別展会場内に設置されている「申し込み用QRコード」からの応募となります。
入館にはweb事前予約が必要です。詳細は「いのちのたび博物館」ホームページで確認できます。
■企画展名/「THE モンスター展Ⅱ‐攻撃と防御‐」
■会期/7月17日(土)~9月26日(日)
■開館時間/9:00〜17:00(最終入館は16:30まで)
■場所/北九州市立いのちのたび博物館(北九州市八幡東区東田2-4-1)
■料金/大人800円、高大生500円、小中生400円 ※常設展とのセット券あり
■休館日/会期中無休
※2021年7月8日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)