まるで『ALWAYS 三丁目の夕日』の世界? 北九州最古の商店街

「筑豊商店街」と言われてイメージしたのは、田川市・飯塚市がある筑豊エリア。八幡東区茶屋町に「筑豊」の名がつく商店街が存在するとは…。

戦前から続き、まるで映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界のような商店街を歩いてみました。

なぜ「筑豊」?

筑豊商店街入り口

筑豊商店街は1932年に開設された市場で、北九州市内では最古の現存市場です。

八幡東区にありながらなぜ「筑豊」という名がつくのか。炭田がまたがる地域の旧国名「筑前」と「豊前」の頭文字を取ったと言われています。

北九州市を含む6市4郡はかつて日本の主要な石炭の産地で、「筑豊炭田」と呼ばれていた名残からでしょうか。

地域の人に愛され続ける商店

筑豊商店街

商店街の入り口から中をのぞくと、昭和の雰囲気が漂い、歴史を感じさせてくれます。本当に映画の世界に入ったみたい。

シャッターのしまっている店舗が多かったですが、ところどころで営業している店舗も。

周辺に大きなスーパーやドラッグストアなどが続々と開店する中、負けじと頑張る商店街は、地域の人々に愛され続けています。

元気いっぱいのおばあちゃん

3月上旬に撮影:若山商店

商店街の中にある青果店「若山商店」を営む、元気で親切なおばあちゃん。

「古い商店街だけどね、地元の人たちが買いにきてくれるからまだまだ頑張るよ!」と、元気よく話してくれました。

地元の新鮮野菜などを販売しており、下処理方法から調理法まで、おいしい食べ方を教えてくれます。

戦前にタイムスリップ

木造の商店街の多くは、火事や老朽化により現存するお店が全国的に少なくなってきているといいます。そんな中、まだまだ元気に営業している「筑豊商店街」はとても貴重な場所です。

「観光名所」とまでは言えないかもしれませんが、レトロ好きな方にはたまらない商店街。タイムスリップした気分を味わいたいときにおすすめの場所です。

(北九州ノコト・大畠あずさ)

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