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  • 北九州市内の新型コロナウイルス情報をまとめます。

【新型コロナ/北九州】4月6日時点の感染者数 院内クラスター以外は微増か

世界中で猛威を振るう、新型コロナウイルス。
日本各地でも感染者が続々と増えています。
北九州市内の感染者についても、さまざまな情報が飛び交っています。
一方、正確な一次情報がうまく届いていない状況も散見されます。
北九州ノコトは、ローカルメディアの責として、地域における正確な「コロナ関連情報」を広く発信する役割を担いたいと思います。
私たちの情報発信が、少しでも市民のみなさんの役に立てばうれしいです。
そして、一日も早い終息を願います。

※当記事は、2020年3月1日~4月6日までに北九州市が発表した市内の感染者数をまとめています。
数は北九州市の発表日ベース。いずれもクルーズ船などの人数を含みません。

新型コロナウイルス感染 判明者数の累計と推移

北九州市内の感染判明者数の累計と日別の推移(発表日)

3月1日に北九州市で1例目の感染者が発表されてから、約1カ月が経過しました。
市の発表によると、市内で確認された感染者数は4月6日時点で49人。
現時点で4月1日の21人が最多となっており、これまでの累計のおよそ半数を占めています。

北九州市内で確認された、各区、および周辺地域の感染判明者数(発表日)の推移

4月1日に発表された21人のうち、17人は門司区内の病院内で感染が広がったとみられ、市はいわゆる”院内クラスター”が発生している可能性が高いと判断、厚生労働省に調査を依頼しています。

なお、区ごとの感染者数では小倉北区と門司区が最多の11人。
いずれも4月1日に7人の感染が判明しており、前述の”院内クラスター”に関わる可能性が高いとみられます。
3月31日から4月2日にかけて、これまで感染者の出ていなかった区でもそれぞれ感染が確認されていますが、八幡東区はまだ感染者が出ていません。

年代別では20代が最多の14名

年代別に見ると、最多は20代(14人)、次いで30代(11人)、60代(6人)、50代(5人)と続きます。20〜30代で51.0%と、半数を超えました。日本全体では感染者のうち20〜30代の割合は32.8%(※)となっており、北九州市内における若者の感染率が高いことがうかがえます。
ただし、4月1日に判明した感染者21人のうち、20代が11人、30代が6人となっており、これについても院内クラスターによる感染者増加の影響が大きいとみられます。

北九州市内で確認された、年代別の感染者数

※厚生労働省発表/新型コロナウイルス感染症国内発生動向(4月5日時点)から算出

PCR検査 北九州市の現状

グラフ引用:福岡県 新型コロナウイルス感染症ポータルサイト 検査実施数

検査が必要と判断され、PCR検査を行った人数と検査結果を、北九州市が連日発表しています。これによると、市内で4月6日までにPCR検査を行った件数は1044件。福岡県全体では2736件の検査が実施されています。
PCR検査の実施は、4月に入り急増しており、現在のところ最多は4日の334件(県全体)となっています。

相談窓口はどこへ?

北九州市は、厚生労働省の相談窓口とは別に、24時間受付の相談窓口を開設。
自身や家族の症状に不安がある場合など、一般的な問い合わせができるようになっています。

(北九州ノコト編集部)

各相談窓口

窓口 電話 対応時間
厚生労働省相談窓口 電話:0120-565653(フリーダイヤル)

FAX:03-3595-2756

9:00~21:00

(土・日・祝も実施)

北九州市相談窓口 電話:093-522-8745

FAX:093-522-8775

24時間受付

 

 

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