世界遺産にちなんだ『鐵の街』グルメ? 千草ホテルで昼夜1日各10食提供【北九州市八幡東区】
北九州市と中間市に位置する官営八幡製鐵所関連施設が構成遺産となっている世界遺産「明治日本の産業革命遺産―製鉄・製鋼、造船、石炭産業―」。北九州市からは、北九州市の発展の礎を築いた官営八幡製鐵所が構成資産に含まれています。
そんな世界遺産がある街、八幡東区にある「千草ホテル」本館1階「ダイニングカフェチグサ」では、ランチ・ディナータイムに世界遺産にちなんだメニューを味わうことができます。
熱々の鉄なべで提供 1日限定10食
そのメニューが「【世界遺産のある街!】鉄なべプレートセット」。鐵の街・八幡にインスピレーションを得て、鉄鋳物を使った熱々のお鍋で食べる丼ごはんです。
やわらかい国産牛もも肉(部位:ラムイチ)を贅沢に使用し、温泉卵とモヤシのナムルをトッピング。特製醤(ジャン)をしっかり絡めて口に入れると、ピリ辛でクセになる味わいです。タレとご飯にちょっと焦げ目がついた部分は香ばしく、鉄製の器だからこその味の変化も楽しめますよ。
サラダビュッフェ(ディナータイムはサラダ)、香の物、スープ、アイスクリーム、ソフトドリンク付き。価格は2420円。ランチタイム・ディナータイムでそれぞれ1日限定10食の提供となります。
また、「鉄なべプレートセット」をアレンジして、九州産銘柄鶏「華味鳥」を合わせた「ローストビーフ&華味鶏プレートセット」もあります。
その他のメニューなど、詳細は「千草ホテル」ホームページで見ることができます。
「地産地消」にこだわるサラダビュッフェも好評
「地産地消」はもちろん、「国産国消」にもこだわる同カフェ。
ランチタイムでほとんどのメニューにセットになっているサラダビュッフェは、若松産の「うるおい野菜」や北九州近郊の野菜・フルーツなど、地産地消にこだわり提供。ホテルオリジナルのドレッシングにも「若松産とまと」「芦屋・遠賀産赤たまねぎ」などを使用しています。
地の野菜を満足するまで食べられるということもあり、好評だったサラダビュッフェですが、コロナ禍は中止に。ようやく再開したこともあり、サラダビュッフェを楽しみにしているお客さんの姿も多く見られます。
世界遺産のある街・八幡
世界遺産「明治日本の産業革命遺産―製鉄・製鋼、造船、石炭産業―」は、幕末から明治時代にかけて日本の近代化に貢献した産業遺産群。北九州市を含む8県11市にまたがる23資産からなり、北九州市からは官営八幡製鐵所関連施設が構成資産に含まれています。
官営八幡製鐵所は1901(明治34)年に操業を開始し、産業都市・北九州市の発展の礎を築きました。今もなお創業期の4つの建物(北九州市3つ、中間市1つ)が残り、世界遺産の構成資産となっています。
■住所/北九州市八幡東区西本町1-1-1
■提供時間/ランチタイム=11:15~14:00(ラストオーダー)、ディナータイム=17:00~19:00(ラストオーダー)
※2023年4月6日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)