あのラッキー&ヴィッキーが帰ってくる?復活に向けたクラファンは6月末まで【北九州市】
2017年に閉園した「スペースワールド」のマスコットキャラクター、「ラッキー・ラビット」と「ヴィッキー・ラビット」の復活に向けたクラウドファンディングが「CAMPFIRE」で6月30日まで行われています。
「ラッキー・ラビット」「ヴィッキー・ラビット」とは
1990年から2017年まで、北九州市に存在した宇宙をモチーフにしたテーマパーク「スペースワールド」。
その公式マスコットキャラクターが「ラッキー・ラビット」と「ヴィッキー・ラビット」です。
「ラッキー」は、みんなを幸せにすることが大好きな宇宙をかける冒険家。危険な事を予感するとくしゃみが止まらない癖を持っています。
「ヴィッキー」は、ラッキーのガールフレンドで「マジカルペン」という不思議なペンを使って、宇宙の出来事をまとめる新聞記者。スペースワールドが運営していた時も公式ブログを立ち上げていたそうです。
彼らの愛らしい姿や楽しいパフォーマンスは多くの人々に喜びをもたらし、スペースワールドの顔として、27年間たくさんの人々に笑顔と幸せを届けてきました。
2017年12月、スペースワールドは閉園。それと同時にラッキーたちは地球から417万光年離れたスペースワールド星へ引っ越すということで、表舞台から姿を消してしまいました。
しかし、閉園から約6年経った今でも、スペースワールドのファンだった人々はいつかラッキーたちが地球へ戻ってくる事を信じ続けています。SNSでは、ラッキーやヴィッキーのぬいぐるみを持ち歩き、一緒に撮影する投稿が多くあるそうです。
目標金額は500万円 さまざまなリターン品を用意
今回のプロジェクトの企画発起人は、一般社団法人北九州青年会議所の高橋啓太さん。
北九州市が市制60周年を迎える今年、市民に対して何かできることはないかと考えた高橋さんは、閉園して歳月が経っていてもなお北九州市を代表する観光スポットとして名前が挙がるスペースワールドのキャラクターと一緒に市制60周年をお祝いしたいと決意。キャラクターの作者である松下進さんから承諾をもらい、今回のプロジェクトを立ち上げました。
8月5日・6日に行われる「わっしょい百万夏まつり」で、復活したラッキー&ヴィッキーのお披露目パレードを予定。当日は、かつてスペースワールドのショー・エンターテイメント部門に在籍した、ショーキャストとスタッフの有志による団体「ビッグバンプラ座」も参加し、夏まつりとパレードを盛り上げます。また、会場には今年でイラストレーター活動50周年を迎える松下進さんの個展ブースも設置するそうです。
目標金額は500万円。クラウドファンディングで募った資金は、ラッキーとヴィッキーの公式製作費、「わっしょい百万夏まつり」パレード参加の準備費、リターン品制作などに充てられます。
さらに今後はラッキーとヴィッキーの他に、ヘンドリックスをはじめとしたラッキーズカンパニーや、バーロック一味などスペースワールドマスコットキャラクターの復活も計画中です。
コースで異なるリターン品には、ラッキーもしくはヴィッキー、または作者の松下進さんのサイン色紙や、トートバッグ・Tシャツなどのオリジナルグッズが用意されています。
ビジネスプランには、住宅展示場や遊園地、テーマパーク等の商業施設や、学校等の公共施設、会社で行う自前イベントで、ラッキーとヴィッキーがリターン先へやってくる「出張グリーティング」もあるとのこと。
クラウドファンディングプロジェクト「ラッキー&ヴィッキー 復活プロジェクト」は6月30日23時59分59秒まで。プロジェクトページでは、作者の松下進さんをはじめとする関係者からの応援メッセージやリターン品について詳しい情報を見ることができます。
※2023年6月20日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)