『かっぱ祭り』『たいまつ行列』など「火まつり行事」開催【北九州市若松区】
7月30日午後7時15分から午後9時まで、「かっぱ祭り」「たいまつ行列」をあわせた行事「火まつり行事」が行われます。
当日の受付場所は、JR若松駅横の久岐の浜広場です。また、「かっぱ祭り」は久岐の浜広場、「たいまつ行列」久岐の浜広場から高塔山公園で行われます。
芥川賞作家である火野葦平さんから始まった「火まつり行事」
若松区出身の芥川賞作家である故・火野葦平さんは、「高塔山のかっぱ封じの地蔵尊」の伝説をもとにした小説「石と釘」をはじめ、かっぱにまつわるお話を多く書いています。
昭和29年には「戦後のすさんだ世の中を明るく照らそう」と、高塔山の頂上でかっぱたちを招待する祭りを始めました。これに賛同した多くの人々が、高塔山を目指し、たいまつを掲げて登ったのが「かっぱ祭り」の始まりです。
この「かっぱ祭り」と「たいまつ行列」をあわせて「火まつり行事」と言います。美しいたいまつの行列が、まるで輝く糸で山肌を縫うように進む光景は幻想的。例年、多くの人が参加する恒例行事となっています。
参加には7月20日までの事前申し込みが必須
さらに、同日、若松区自治総連合会65周年記念事業として、シャボン玉ショーが開催されます。久岐の浜広場では、午後6時~午後7時、高塔山公園では午後8時から実施されます。五平太ばやし、かっぱ人形などが、祭りを盛り上げる予定です。
「火まつり行事」には誰でも参加ができますが、7月20日までの事前の申し込みが必須。参加費は無料です。
自治会を通じての申し込み、もしくは若松区自治総連合会事務局への電話、参加申し込みフォームからの申請で申し込みできます。
※2023年7月9日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)