TOTOミュージアムで建築展「How is Life? ー地球と生きるためのデザイン」開催中【北九州市小倉北区】
TOTOミュージアム(北九州市小倉北区中島2-1-1)で、北九州巡回展「How is Life? ー地球と生きるためのデザイン」が開催中です。期間は3月10日まで。
同展は、TOTOが社会貢献活動の一環として運営する、建築の専門ギャラリー「TOTOギャラリー・間(ま)」(東京都港区)によるもの。「気候変動や感染症等による世界情勢の変化など、さまざまな課題に直面する時代において建築に何ができるのか」という「TOTOギャラリー・間」の運営委員の議論から生まれた企画展です。
「どう生きるか?」を建築展という形にする試み
「TOTOギャラリー・間」の運営委員は、地球環境に対し建築に何ができるのか、キュレーターである塚本由晴さん、千葉学さん、セン・クアンさん、田根剛さんの4人と議論を重ねました。建築を「人びとの暮らしをよりよくすることに奉仕するもの」として捉え直し、生活に関連するあらゆる分野に目を向けてみると、私たちを取り巻く障壁に風穴を開けるような事例の芽がいたるところで見つかったといいます。
こうした議論やリサーチが、建築やデザインを介した、成長を前提としない繁栄のあり方を探る同展のテーマ「地球と生きるためのデザイン(Designing for our Earth)」へと発展したそうです。会場では、「How is Life?」に答えている古今東西の多彩な事例が紹介されます。
入場は無料。開館時間は、10:00~17:00(入館は16:30まで)です。
詳細はTOTOミュージアムウェブサイトで確認できます。
※2024年1月15日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)