北九州市育ちの漫画家・イラストレーターのわたせせいぞう氏の画業50周年記念の書籍が5月20日に出版されます。
描き下ろしのカバー装画による『ボクのハートフルライフ～色彩の旅人の軌跡～』には、自身の半生を振り返った回想録に加筆・修正を施し、さらには自選のコミック作品やイラストレーション作品が含まれているそうです。
第1章は「故郷 北九州」
わたせ氏は1945年神戸市生まれ、北九州市（旧小倉市）育ち。小倉高校から早稲田大学法学部へ進み、サラリーマン生活を送りながらマンガ制作を始めました。1983年から「モーニング」で連載された『ハートカクテル』が代表作として知られています。
今回、出版される『ボクのハートフルライフ～色彩の旅人の軌跡～』は2023年2月14日から同年4月29日まで西日本新聞に連載されたもので、同氏が自身の半生を振り返った作品です。その第1章は戦火を逃れて北九州へ疎開したところから始まり、北九州市が全国屈指のパワフルな街だった様子が書かれています。
これまであまり語られることのなかった出来事も
同書には、わたせ氏の幼少期の思い出から、絵画に目覚めた頃の逸話、損保会社でのさまざまな経験、そして『ハートカクテル』を始めとしたわたせ作品の創作秘話など、これまであまり語られることのなかった出来事が全5章に綴られいるそうです。
実際の作品を見ることもできるので「ことば」と「絵」でわたせワールドを堪能できそうですね。
書籍の詳しい情報は立東舎のホームページから確認できます。
※2024年5月18日現在の情報です
（北九州ノコト編集部）
