門司港のステンドグラス店「ARTK(アートケイ)」 美しいガラスの制作体験ができる?【北九州市門司区】
門司港駅の近くにステンドグラスのお店「ARTK(アートケイ)」があります。
生活に取り入れやすいテーブルライトやガラスアクセサリーが多く展示販売されていて、美しい光の空間となっています。
現在は仮店舗のプレハブ小屋で営業中
門司港駅から海側へ徒歩5分。工事現場の横にあるプレハブ小屋が「ARTK(アートケイ)」です。2011年より門司港駅近くの九港ビルで、ステンドグラスの作品を展示販売するお店を始めました。
現在建替え工事中で、仮店舗での営業。来年の2月に完成する新ビル3階に移動する予定です。
お店には、ステンドグラスやガラスアクセサリーの作品がずらりと並んでいます。
ステンドグラスというと、教会の窓などにある大きなものを想像すると思います。そのように大きな窓枠にはめるような作品から、生活様式の変化とともに小さくなり、テーブルライトやペンダントライトが今の主流になっているそうです。
実は、ガラスは傷はつきますが劣化はしないので、ステンドグラスは修復をしながらずっと使えるものだそうです。レジンなどと違い、日に焼けたり、時間が経つことによる色の変化がないのも特徴です。
ステンドグラスは奥が深い
ステンドグラスは色ガラスや透明ガラスを切って、はんだ付けしてできています。
言葉で説明すると、とても簡単に思えるかも知れません。しかし、実際に作ろうとすると、高度な技術と忍耐強さを求められる上に、ガラスに関する知識も必要となります。
また、ガラスの枚数が多くなれば多くなるほど、時間もかかります。色ガラスも光を通すものと通さないものがあったり、柄が付いていたり、種類がとても多く使う板ガラスも、1枚として同じものはないのだとか。
光があってこそのステンドグラスですが、光を通さないガラスやはんだの線があることで、より美しく見えます。
色ガラスをはんだ付けせず、透明ガラスで接着する方法もあります。この方法で作成すると焼き溶かしてしまえば、すべての色ガラスが混ざって絵にはなりませんが、店主の秘密の技でこんなに美しく変化するのだとか。
透明ガラスを通して見る色ガラスも、光を受けて美しく見えます。この技術を使ったのがガラスアクセサリーです。
同店では、午前10時から午後5時の営業時間中、いつでも作品を見ることができますよ。