
「キムニ食堂」オープン 韓国出身の店主による本場の味を楽しめるお店【北九州市小倉南区】
(アイキャッチ画像:キムニ食堂の「石焼ビビンパ」)
モノレール徳力公団前から徒歩3分程の場所に10月1日、「キムニ食堂」がオープンしました。
近くには、「ハローデイ 徳力本店」などがあります。

韓国の食文化をそのまま再現したお店
「キムニ食堂」は、韓国出身の店主が営む韓国の食文化をそのまま再現したお店。店主は13年間にわたり東京で暮らした後、北九州市に引っ越して3年目だといいます。
チヂミや石焼ビビンパ、サムギョプサルなど多彩なメニューを提供。メニューにない料理も食材があったり、事前に予約をすれば仕入れて対応できるように取り組んでいます。

お店のコンセプトは、「アットホームな店内で韓国料理を提供し、数より質に力を入れること」。
搾りたてエゴマの油・直送高麗人参・カムチョ・ホアンギ・棗(ナツメ)や本場で使われてる調理料など日本では手に入らない食材を韓国で購入したり、手が込む仕込みをしたりすることもあるそうです。

店内は、テーブル席はもちろん、カウンター席もあり、1人でも入りやすい雰囲気です。

店内には魚のオブジェが飾られており、その由来を伺うと、韓国では開業の際にタラを飾る習慣があるのだそうです。

厄除けや繁盛祈願の意味があり、言葉の縁起の良さ、魚はお金が流れ込む象徴であることのほか、「腐りにくい=店が長く続く」といった願いも込められているといいます。
食文化だけでなく、こうした風習に触れられるのも興味深いですね。
年2回の現地訪問 最新の<本場の味>を提供
「キムニ食堂」では、韓国出身の店主が経験してきた食文化をそのまま再現してます。新しく流行り出してる料理などの情報を集めて、年に2回定期的に現地で食べて経験値をあげているそう。
今回は、種類豊富なメニューの中から店主のおすすめ3品を紹介します。
ボリュームのあるナムル<石焼ビビンパ>

「石焼ビビンパ」は、ナムルのボリュームがありヘルシー。後味もよく食べやすい一品です。
野菜と海鮮が多く入った<海鮮チヂミ>

「海鮮チヂミ」は、厚みがあるチヂミで、外からはカリカリ、中は野菜と海鮮が多く入って味が深いのだそう。
16種類の材料を用いて作った自家製タレを使用<カンジャンセウ>

「カンジャンセウ」は、16種類の材料を用いて作った自家製タレを使用しており、旨みが濃縮されています。
